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北欧が好きかも!と思った方のための北欧雑貨入門

WRITER

渡辺 美緒 / インテリア・アドバイザー

北欧が好きかも!と思った方のための北欧雑貨入門

みなさんこんにちは。ドロフィーズインテリアのみおちゃんこと渡辺です。
今回は、北欧に興味を持ち始めた方や好きかもしれないと感じた方へ、少しでも北欧の魅力を伝えるべく個人的におすすめする「北欧雑貨」をご紹介したいと思います。

北欧雑貨にはたくさんのブランドがあり思わず目移りしてしまいますが「人気だから」や「可愛いから」という理由でアイテムを増やすのは少し違和感を覚えてしまいます。もちろん「可愛い!」「なにか惹かれる!」という直感も大切ですが、それだけでない使い心地やブランド物語も含めてご紹介できたらと思います。今回は私も毎日愛用している「Iittala(イッタラ)」の食器をご紹介いたします。

 

① Iittalaとは?

1881年、フィンランド南西部のイッタラという小さな村で創業したガラス工房が始まりだそうです。今年で創立140周年を迎えたイッタラ製品はシンプルながらも機能的で、美しく洗練されたデザインは世界中の人々に愛されています。

 

② Iittala ティーマ

イッタラの食器の中でも人気のティーマシリーズ。普段使いにはもちろん、結婚祝いや新築祝いのギフトとして選ばれる方も多いアイテムです。ボウル、プレート、マグ、カップ&ソーサーと様々なバリエーションで展開しており、またサイズやカラーも豊富に取り揃えていますが、私は15cmのパールグレーのボウルを愛用しています。

この形と大きさ、有りそうで無いのです。スープを入れたり、ヨーグルトを入れたり、フルーツを入れたり、何を入れてもピッタリなちょうどよいサイズです。パールグレーはイッタラにしか出せない色味で、毎年限定のカラーも出たりしています。料理が美味しそうに見えて、そこにあるだけでぐっとお洒落になります。

 

③ Iittala カルティオ

フィンランドのデザイナー「カイ・フランク」によってデザインされたカルティオシリーズ。背の低い「タンブラー」と背の高い「ハイボール」の2ラインナップで展開しています。私はリネンというカラーのタンブラーを愛用しています。

カルティオの特長はなんといってもこのシンプルなデザイン。シンプルなグラスは安価なものから高価なものまで沢山ありますが、カルティオのちょうど良い重さ加減と持ちやすさは群を抜いています。

小ぶりな「タンブラー」は、薬の服用時に水を飲んだり、さっと済ませたい朝食のグラスとして使ったり、いろいろな場面で使い勝手がよく、またプリンやコーヒーゼリー作りのカップとして使っても良いですね。

カラーバリエーションも豊富ですが、例えば同じ「リネン」でも光の当たり方によって色味が変化するので、薄いブラウンに見えたりパープル見えたり、目にする度に違った表情を見せてくれる不思議なグラスです。

 

③ Iittala アイノ・アアルト

フィンランドを代表する工業デザイナー・近代建築家として知られるアルヴァ・アアルトの妻、アイノ・アアルトによるデザイン。スウェーデン語で「石を水に投げ入れたときにできる波紋」という意味があります。

波紋のように見せた段差が滑りにくく持ちやすくなっており、女性デザイナーならではの細かい心遣いが感じられます。飲み物を入れるだけでなく、私は歯ブラシ用グラスとして使っています。インテリアとしても活用できるのは嬉しいですね。

 

⑤ Iittala カステヘルミ

舞台演出やファッションまで手掛け、伝統的な北欧デザインとは異なったオリジナリティ溢れる感性で知られるフィンランドのデザイナー、オイバ・トイッカがデザインしたのがカステヘルミです。

カステヘルミは「朝霧のしずく」という意味で、水滴のようなデザインが特徴的です。私にはこのしずくのデザインが宝石のように見えます。お部屋に置くとちょっと特別なアクセサリーのような気分に。カステヘルミには「ユニバーサルグラス」というラインナップがありますが、こちらはより特別な気分で使えるような気がします。普段使いでも良いですがパフェを作ってみても良さそうですね。お家で過ごす時間が多くなった今だからこそ、カフェのような雰囲気の出るアイテムを!

 

⑥ 最後に

今回は4つのアイテムを紹介しましたが、他にも「ウルティマツーレ」、「ルーツ」、「オリゴ」などさまざまなシリーズがあります。どれも飽きがこないシンプルなデザインですが、細部にこだわりが散りばめられた、そんな食器たちです。

北欧雑貨は何から集めよう?と迷っている方は、ぜひIittalaの食器を手に取って、見て、触っていただきたいです。ドロフィーズキャンパス内にある「dlofre’s café」と「9sence dining」ではそれぞれカルティオ、ウルティマツーレを使用して食事のご提供もしていますので、ご自身で使い心地を体感してみてください。もし気に入ったなら、Iittalaのある暮らしを想像しながら「dlofres interior」で自分だけのお気に入りを見つけてみてくださいね。

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渡辺 美緒 / インテリア・アドバイザー

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