丁寧な暮らし- スウェーデン生活からの贈り物

移動遊園地

WRITER

新谷 友海 / スウェーデン在住ライター

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もうすっかり秋、リンゴの木の実は真っ赤に色づき、キノコがぐんぐんと生えてきました。朝夜は10℃ちょっと。日が暮れるのも徐々に早くなってきて、冬を遠くに感じる日々です。

今年の「260年ぶり」と呼ばれた猛暑は本当に暑く、どこの街でも扇風機が売り切れになるほどでした。例に漏れず私のうちでも扇風機を買いに行ったのですが、どこの店も売り切れ。プレゼントとして贈ってもらい届くはずだったエアコンディショナーも売り切れでストックが無いという事で、結局キャンセル扱いとなりました。こんなに暑い夏が来た後の冬は、寒いのでしょうかあたたかいのでしょうか?

ここ近年温暖な冬が続いているので、久しぶりにスウェーデンらしい雪の深い冬を過ごしたいなあなんて気分です。

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さて、今回はまだご紹介していなかった今年の夏のフェスティバルの様子を。1枚目は日本にもあるのでしょうか?私はあまり記憶が無いのですが、スウェーデンでは移動遊園地では必ずある人気のアトラクションです。大きな大きなチョコレート。1キロ位でしょうか?好きな番号を選んで、ルーレットを回して当たると1キロの大きな大きなチョコレート菓子を貰えます。

遊園地やフェスティバルでは、この大きな大きなチョコレート菓子を小脇に抱えている大人や子どもと沢山すれ違います。スウェーデン人はみんなチョコレートが大好きなので、やはり人気なのでしょうね。

2枚目の写真はあひるのアトラクション。小さな子が乗って待っている両親や祖父母へ元気に手を振っています。

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こちらは絶叫系アトラクションです。名前がわからないのですが、日本でもありますよね!シートがグルングルンと大きく横回転するもの。こちらは小中学生に人気です。

移動遊園地は昔からずっとスウェーデン各地をまわっているので、アトラクションのデザインも80年代、90年代を思わせる懐かしい雰囲気のものが多いです。この後も、アトラクションを乗せたトラックが次の街へと向かいます。

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こちらはメーラレン湖へと続く川。奥に見える川に浮いている丸いボールのようなもの、こちら子どもが入って遊べるアトラクションとなっています。どんな感じなのか私も一度やってみたいです!

ここまで子どもに人気のアトラクションの写真をご紹介してきましたが、大人はというと… 川の右奥につくられた大きなステージでコンサートが深夜まで続くので、そちらを楽しむ人が多いです。スウェーデンで人気の地元アーティストが何組もやってきます。

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こちらは大人で賑わっていますね!右のテントでは、マイクを持った人が写っているのわかりますでしょうか?テントの中でもライブが開催されています。食事とアルコールを楽しみながら皆ライブをエンジョイしています。夏は日が長いので、遅くまで外で楽しむことが出きます。冬は出来ない事なので、夏を思いっきり楽しみます。

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最後にこちらもDJやバンドの公園に設置されたライブスペース。こちらは親子連れが多かったです。子どもたちが長い旗のようなものを音楽に合わせてクルクル回して遊んでいました。大人は大人同士で音楽を聴きながら談笑を。

夏は様々なフェスティバルや催し事があるスウェーデン、もう9月に入るので各地でのフェスティバルは全て終わったころ。秋になって少しするとそろそろクリスマス用品などが店頭に並ぶようになります。ちょっと寂しいですが、家族で楽しむクリスマスが来るのもまた楽しみの1つです。

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