丁寧な暮らし- スウェーデン生活からの贈り物

古き良き 100年前のキッチンコンロ

WRITER

新谷友海

古き良き 100年前のキッチンコンロ


もう1月も終わり。これを書いている今、日本はもう2月。新年が明けてもうひとつきも経ったのかと思うと、本当に日が経つのは早いですね。こちらは相変わらず4月上旬のような、雪もふらずに0度ちょっとという気候が続いています。今年はもうこのままま寒くならないのでしょうか?

日が暮れるのはだいぶ遅くなり、12月のうちは15時でもう暗かったのですが日没が16時すぎとなりました。

今回ご紹介していく写真は、まだ1月上旬で雪がつもっていた頃のもの。本来ですと今でも雪が積もっているはずですが、今年もちょっと温暖なのでしょうか。


雪は今降っていませんが、変わりにスウェーデンには一昨日強風をもたらした嵐が来ました。ゴウゴウ、と、強い風にあおられて外の大きな木がうなっていました。それでも、日本で経験する大型台風に比べるとちょっとしたものです。

 


こちらはまだクリスマスの展示のままだった野外博物館。ちょっともう季節外れになってしまいますが、せっかくなのでご紹介したいと思います。


古い壁紙やテーブルクロスなどなど、100年程前のものをそのまま残してある家で、こちらは当時のクリスマスの飾りつけの様子を再現しています。今でこそ電飾やイルミネーションで派手に飾っているお宅が多いですが、当時はそれが無いだけで今とそこまで変わっていない感じがします。

TVもスマホも無かった当時。家族と過ごす、当時の温かいゆったりとした時間が想像できますね。


左のテーブルには、現在でも食べられるジンジャークッキーがお皿の上に置かれています。右側は薪をくべて調理する当時のキッチンコンロ。もしかしたら、今も夏に過ごす別荘がこういうコンロのお宅もありそうです。古くても、使えるものは大切に使っていきます。奥に見えるのはとても古い量り。こちらもおじいちゃん、おばあちゃんの家で現役でまだまだあるところもありそうです。

この先の100年も、古き良きものを残していきたいですね。

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新谷友海

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