漢字、そして徳目について

日本人としての徳について
武士道の中に謳われている意識には
忠
義
礼
勇
智
仁
信
このような徳目があります。
そして、
「智」と「勇」は、「義」に影響を与え
「仁」と「信」は、「礼」に影響する。
と言われます。
そしてその上で
「義」と「礼」の意識は、「忠」の精神に向かうということです。
このように
日本人の心は、漢字によって
単なる文字ではなく、そこに哲学が宿っているという
先人の智慧を学ぶ機会が
今の日本には全くと言っていいほど
なくなっています。
漢字を学ぶとは、意味を学ぶ以上に、
人間としての「意識」を学ぶことにあるという
人格を高める学問が
これからの時代はより重要になるのだと思うのです。