丁寧な暮らし- スウェーデン生活からの贈り物

サマータイム開始

WRITER

新谷 友海 / スウェーデン在住ライター

DSC03331.jpg

昨日の深夜2時よりサマータイムが始まり、時計の針を1時間進めました。これで日本とスウェーデンの時差は、8時間から7時間に。徐々に長くなってきた日照時間と合わせ、これで日が暮れる時間もいっきに遅くなりました。ちなみに携帯電話やPCの時間は、深夜2時に自動的に1時間進みます。

本格的な夏はまだまだですが、サマータイムに入ったと同時にオープンテラスをオープンするカフェやレストランも多く見られます。昨日はマフラーを巻いて、ジャケットを着て、それでもオープンテラスでコーヒーや食事を楽しむ人たちを多く目にしました。

DSC03279.jpg

こちらは夜ですが、角のレストランは店内より外のテーブルの方が賑わっています。

DSC03258.jpg

こちらは上の写真のレストランで昼にオーダーしたスウェーデンで最もポピュラーなメニューの1つエビのオープンサンドイッチ。だいたいどこのカフェやレストランでも置いてあると思いますが、シンプルな味でとても美味しいですよ。スーパーでもホールケーキ状のものや一口サイズなど、様々なタイプのオープンサンドイッチを買うことが出来ます。小エビのものが一番メジャーですが、ザリガニも人気があります。

DSC03270.jpg

上記のレストランは、こちら大聖堂で有名なウプサラ(Uppsala)にあります。こちらのブログでも何度かご紹介していますが、スウェーデンで4番目の人口を誇る都市で、大聖堂は北欧で一番大きく、そしてウプサラにあるウプサラ大学は北欧で一番古い大学…ととても歴史のある街です。

街には学生も多く、自転車が所せましと駐輪されています。

DSC03285.jpg

こちらは夜に撮影したウプサラ大聖堂。大聖堂の左側には、ちょっと見えにくいかもしれませんがオリオン座が煌めいています。オリオン座、スウェーデンでは日本ほど街の明かりが明るく無いので、ふと空を見上げると季節を問わずすぐに見つけることが出来ます。ただ、夏の間は日が沈んで真っ暗になるという事が無いので、その時ばかりは見えません。

ウプサラ大聖堂ですが、建設が始まったのは1287年、完成するまでに1世紀以上かかっています。高さはなんと118.7メートル。内部はどこもかしこも美しい装飾が施され、そんなに昔に一体全体どういう技術でここまで造り上げたのだろう…と訪れる度にその凄さに圧倒されます。

DSC03327.jpg

さて、話は変わって、ウプサラでは1日に2回も主人を待っていい子に座っている犬を見かけました。実はこちら、スウェーデンでは良く見かける光景です。こちらでは電車でもお店でもどこでも犬を連れて入って良いのですが、レストランや、飼い主が色々とものを手に取って見て回りたい場合はどうしても外で待っててもらうしかありません。スーパーの外でも良く見かけます。

殆どの犬が主人が入って行った店の出入り口をジッと見つめ、主人が出てくるまで辛抱強く動かずに座って待っているので、見かける度に「とても良い子だなあ、早く主人が出てきてくれると良いね」と思います。

犬…といえば、まだスウェーデンへ来たばかりの頃に電車に乗っていて、とても大きな大型犬が乗ってきたのでビックリしてしまったことも!電車やバスには犬のサイズに合わせた値段設定のチケットがある会社もありますよ。

丁寧な暮らし- スウェーデン生活からの贈り物

Fine Pick Up