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スウェーデンではペットボトルや缶飲料を買う時に、ドリンク自体の値段とは別に大きさはまちまちですが1〜2SEK(20円程)余分に払います。これは何故かと言うと、飲んだ後に空のペットボトル等をリサイクルボックスに入れに行くと、この時払ったお金が戻ってくるという仕組みです。
リサイクルボックス(リサイクルマシーンと言ったほうが良いでしょうか?)は、各スーパーにあります。上の写真のドアを開けて中に入ると、リサイクルマシーンが設置されています。
両方共、中央左のホールにそれぞれ空き缶やペットボトル、空き瓶を入れると、自動で中に吸い込まれ、1つ1つカウントされていきます。全部入れ終わったら、中央右手にある緑のボタンを押すと、キャッシュバック分のレシートが、黄色いボタンを押すと赤十字に寄付されます。
リサイクル出来る上に、その分のお金をボタンひとつで気軽に寄付できるのはとても素晴らしいですね。キャッシュバック分は現金では出てこず、レシートが出てきます。レシートにはキャッシュバックの値段とバーコードが印刷されており、これをスーパーで買い物する時にレジで見せると、その分合計金額から値引きして貰えます。
ちなみに上の写真で左手に見えるカウンターが、スウェーデンポスト(郵便局)の窓口です。郵便物はここで出せますし、自分に来た郵便物はここまで自分で受け取りに来ます。
こちらは缶ドリンクですが、缶の裏側に「PANT 1KR」とリサイクルマークと一緒に書かれているのがわかりますか?これは「1缶リサイクルで1KR(クローネ=SEK)」という事です。買う時は、こちらのドリンクの表示値段+1SEKを払い、リサイクルしに来ると1SEK戻ってきます。
このように、購入する時に入れ物の代金を一緒に支払うことで、「リサイクルしに行こう」という気持ちが強くなり、多くの人が飲み終わった後はリサイクルマシーンへと持って行きます。たまに列が出来ている事も。アルコール飲料のボトルや缶も同じ仕組みになっていますので、週末に沢山お酒を消費する家庭などは、週明けに物凄い数のリサイクル出来る缶や瓶が出来ます。それをそのまま捨ててしまっては、沢山返ってくるお金も返って来ません。より、「リサイクルしに行こう」という気持ちが高まります。
先にも書きましたが、ボタン1つでキャッシュバックするか、そのまま寄付するかを選択出来るのもとても良いアイデアだと思います。
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