丁寧な暮らし- スウェーデン生活からの贈り物

スウェーデンのホテル

WRITER

新谷 友海 / スウェーデン在住ライター

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例年より温暖とはいえ、冷え込む日はマイナス10℃前後まで温度が下がるようになってきた今日この頃。今回はスウェーデンのホテルの写真をお見せしたいと思います。

スウェーデンのホテルは、ホテルにより内装のテーマも様々です。スタイリッシュな北欧スタイルの部屋のあるところや、クラッシックな落ち着いた内装の部屋、はたまた部屋ごとにテーマが違う隠れ家のようなホテルまで。

今回ご紹介するのは、私の住んでいる街にあるこちらの写真のホテルです。
この建物は1907年に建てられたもので、内装はヨーロピアン風なクラッシックスタイルです。4つ星ホテルで立地がとても良いのに加え、お得な料金で宿泊出来ることから、日本や海外から友人が訪ねてくる時は必ずここを薦めています。

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ホテルの中へ一歩足を踏み入れると、このような階段が。ちなみにこの写真は階段を上がり向かって右側から撮影しているので、入り口は写真左になります。とてもゴージャスですね。
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こちらはロビーです。写真には写っていませんが、ロビーにある扉から隣接しているバーへ行くことが出来ます。壁にはとてもユニークなタッチの著名人の似顔絵がズラッと飾ってあります。
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こちらはフロント前のソファーを螺旋階段上から撮影しました。カラフルなソファが並んでいます。
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こちらは朝食ブッフェをいただく場所。砂糖を入れておく入れ物が可愛いです。

私の父が去年の10月にこちらに宿泊したのですが、初海外で全く英語が出来ない父。朝食をここへ食べに来た際、コーヒーが飲みたいのにコーヒーがどこにあるかわからなかったようで、スウェーデン人のスタッフに「コーヒー!」と何度も言ったけれど通じなかった…と笑いながら話してくれました。

さすがにカタカナ発音の「コーヒー!」は日本でしか通じませんね。
ちなみにスウェーデンではコーヒーはKAFFE。”カッフェ”と、フェにアクセントをつけて発音します。父に、「明日は”カッフェ”って言ってみてね」と念を押したところ、翌日の朝食の際は自分でコーヒーを見つけたようです。「そうか、スウェーデンでは「コーヒー」は通じないのか。日本に帰ったら行きつけの喫茶店のマスターに教えてあげよう」と、意気込んでいた父でした。



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こちらは客室です。ここのホテルは客室一室一室がそれぞれ違った内装、机やベッドも部屋によって様々なのですが、スウェーデンではそういったホテルが多いです。ここの部屋は机がとてもシンプルで素敵だなぁと感じました。落ち着ける空間です。ちなみにこちらの写真は、友人が泊まった時のもの。

余談ですが、日本ですとだいたい平日の方が宿泊料金が安く週末の方が高いと思うのですが、こちらでは逆です。週末の方が安くなります。日本では2人で1部屋に宿泊しても、1人いくら…の計算ですがこちらは1人でも2人でも1部屋分の料金です。



週末料金がとてもお得なので、何でもない週末にフラッとホテルに泊まってみるのも良いかも知れません。

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