丁寧な暮らし- スウェーデン生活からの贈り物

Påsk 復活祭

WRITER

新谷 友海 / スウェーデン在住ライター

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Glad Påsk! こちらでは丁度イースター(復活祭)の連休が終わったところです。日本ではあまりなじみの無いイースター、毎年違った日付に祝われます。今年は3/27でした。来年は、4/16です。日本人の私は、毎年「ちょっと早いゴールデンウィーク」のような気分でイースター休暇を過ごしています。

街のショーウィンドウやディスプレイも、イースターのものが沢山。

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カフェに入っても、イースターを感じさせるディスプレイとスイーツの数々。あちらこちらで見かける黄色の水仙に、黄色のケーキ、ちいさなひよこまで飾られています。

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こちらは可愛らしいニワトリのケーキ。中身は生クリーム、カスタードにスポンジ。隣ではイースターエッグからヒヨコが覗いています。イースターの時期はこのように黄色を始めパステルカラーのものを沢山目にするようになり、気分も春へ春へと向かっていきます。

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こちらの昔ながらの造りの可愛らしいお店も、外には黄色い水仙が。中に入ってみましょう。

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一番最初の写真もこちらのお店の店内の写真ですが、入ってすぐのメインの場所が、一番上の写真。ニワトリに魔女にイースターエッグ。可愛らしいディスプレイが盛りだくさん。 こちらは卵型のキャンドル。白とピンクの二種類です。タマゴ型キャンドルの奥に見えているカゴに入っているピンクのボックスは、リンゴンベリーの手づくりソープ。その右奥にもニワトリなどのイースターアイテムが並びます。

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植木鉢にも黄色い水仙が。

クリスマスに紹介したJulmust(クリスマスソーダ)と同じ味でパッケージだけ変わるPåskmust(イースターソーダ)や、こちらもJulskinka(クリスマスハム)と同じレシピ、大きなハムの塊に蜂蜜やマスタードを塗ってグリルしたものもPåskskinka(イースターハム)、そしてイースターキャンディ等がスーパー等で並びます。

気候は太陽が出ていれば20℃ほどまで上がる日もありますが、太陽が隠れたらまだまだ肌寒く雨も突然降りだす不安定な日も多いこの季節。しかしながら、先日サマータイムが始まり時計の針を1時間戻し、日本との時差も8時間から7時間になったことから日照時間がだいぶ長くなったように感じます。いよいよ4月、4月の終わりには春を迎えるお祝いの日、Valborgがあります。ポカポカ陽気の春を迎えるのは、まだまだ、もう少し先のようです。

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