丁寧な暮らし- 代表の想い

西郷隆盛から学ぶ。

西郷隆盛が語った言葉が残る書は
あまりない中で「南洲翁遺訓」は
非常に分かりやすく彼の思想から学ぶことができます。
私は、自分の大切な生き方の書として
数年前から傍らに置いています。
自らの信念を最後まで貫き通した
ラストサムライとして
その高潔な生き方は世界に知れわたっています。
江戸城無血開城など
血を流さずに政権を移行させた改革は世界でも類を見ません。
そして、同士が命がけで成し遂げた明治維新であったが
その後に
西洋の文明に染まっていく中で失われていく日本人の心を憂い
自らが中心となって叶えた政権交代のあと、
物質的な執着に向かっていく同士たちの文明開化に対して
自ら成しえたかったこととは
大きく異なる政府に毅然とした態度で示し
そして、西南戦争では
部下の起こしたことによって勃発したことに対しても
自ら、その仲間とともにすべては己の責任であるという姿勢で
義をもって最後まで信念を貫き通したのです。
こういう事実の背景にある
西郷隆盛という人物が大切にしてきた教えは
すべて、彼の幾度となく義を果たす恩人に対して
自らの命を投げ出しすも、死ぬことすらできない中
たどり着いた価値観であるのだと思います。
経験の中で、自らの人生を達観していく。
そして、自らの死に場所を探し続けた人生です。
先人の生き方の中に
今この時代に失われている大切なことがたくさんあります。
日本人とは・・・もう一度ちゃんと理解すること。
私自身、これからも続けて生きたいと思うのです。

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