推譲について。

二宮尊徳の教えの中に
「推譲」があります。
「譲る」ことを推し進めるということです。
俺が俺が・・・
自分さえよければ・・・
まず、自分が満たされねば・・・
自分の分度をわきまえず
欲で生きるのではなく。ということです。
たらいの水の話は、有名です。
たらいの水は、自分の方へと引き寄せようとすると
手からこぼれ出た水は、すべて遠ざかる方向へと逃げます。
逆に、はじめに、向こう側へ水を押すと
その後に、自分の方へと
近づいてくる・・・
ここで、二宮尊徳が教えてくれることは
「まず」譲る。という
順序が大事だということだと
私は、受け留めています。
いずれ、譲るから・・・
と言い訳をしているうちは
いつもでたっても、やらない。に等しいと思って
私自身もこの尊徳の言葉を実践に移せるよう
まだまだ精進を続けます。