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すべてが意識で決まるということを
唯心論といいます。
目に見えるものがすべてという考え方は
唯物論といいます。
ものと金がすべて・・・と思う人々がつくる社会には
限界があるようです。
すべてが心次第と捉えると
ものやお金がたとえ少なくても
自分の心の向けかた次第で
いくらでも幸せになれます。
感情は、外部が決めるのではなく
自分の心が決めることですから。
ものが目の前にあって、そのものから見えないものには
それが存在する意味
そのものの背景
その歴史
それをつくった人の念い
・・・
こういう「こと」が宿っているのです・
そして、この「こと」を知ってこそ
物質を単に所有する喜びだけでなく
その意味に共感して
幸せを感じたり
未来が輝いて見えたり
心が温かくなったりするのです。
「もの」から「こと」の時代といわれ続けてきた今日。
一人一人の心のあり方が、自らの幸せを決めるという
日本人が先祖から受け継いできたはずのことを
もう一度、再確認して未来の子供たちにバトンを渡さねばと思うのです。
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