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ヤギの性格で「ヤギ・セラピー」
〜 癒しのある暮らし 〜

ヤギの性格で「ヤギ・セラピー」<br>〜 癒しのある暮らし 〜

ヤギを飼うことで心も体も癒される!そんな日々を送っています。ヤギの性格や鳴き声、ヤギに触れ合うことで心がリフレッシュする秘訣、そしてヤギも喜ぶ関わり方をここではご紹介します。

浜松の北に位置する小さな街「都田」、北欧タウンと言われる日本の古き良き原風景と暮らしがシンプルで自然や人の心に優しい北欧的環境が融合した「ドロフィーズ・キャンパス」は、コロナ後の世界が目指すべき「人と地球が持続可能に共存し合う」場所です。ここには4匹のヤギがゆったりと人と共存しながら暮らしています。そのヤギとの日々の中で気づいたことや学びがあります。

 

ヤギの性格

ヤギは感性が豊かな動物です。目をそらさず真直ぐな心で人を見つめる姿は、ウソ偽りのない優しさを与えてくれます。人と関わる独特な社会性をもつ動物だとも言われます。飼い始めたときは慎重で警戒心のあるヤギも、撫でてあげたり餌を与えていると次第に人に慣れて打ち解け、触れ合いをつづけることよって性格は変わっていきます。犬のように感情を表に出さないからこそ、その繊細な心の変化が分かってきます。地味ですが不思議な魅力が備わっているのです。

 

ヤギの不思議な魅力

ヤギ同士の餌の取り合いでは感情を顕にすることもありますが、それ以外にはほとんど感情の起伏が感じられません。ところがよく観察していると繊細なヤギの心の動きが分かってきます。その穏やかでスローな雰囲気に人は惹き込まれるのです。

撫でると気持ちよさそうな表情をしますが、親しみをもってゆっくりと近づいてきたと思ったらまた自分のペースで立ち去ってしまうなどとてもマイペースで、それがよい距離感を感じさせてくれます。中にはかまってほしいとおねだりするヤギもいますが、それはかなり人懐っこいヤギと言えるでしょう。

何分か触れ合いが続くと心が通ったと感じる瞬間があります。また、じっと見つめる瞳には、ほっこりとした温かさだけでなく、人によっては無限の宇宙?!を感じると言われます。それはその人の感性によるものと思いますが、ヤギと暮らしているとふとそのように感じることもあるのです。

 

ヤギの行動を知っておこう

ヤギ同士が顔をペロペロ額をスリスリ

動物がコミュニケーションを取る時に使う器官は攻撃に使う器官と同じだそうです。ヤギは餌を前にケンカをする時、額と額をぶつけ合い、また互いの顔をペロペロしたり額と額をやさしくタッチさせるなど「額と舌」で様々なコミュニケーションを取るのです。

ヤギが額を擦り寄せてくるのは

ヤギが額を押し当ててくることがあります。ヤギが人に額をスッと寄せてきたら、それは「親しみを込めた挨拶」です。舌でペロペロと人の手を舐めたり額を軽く擦り付けてくるこれらの行為は,ヤギ同士と同じコミュニケーションをあなたに対して取ろうとしていると考えられます。ヤギから見ると人は身体が大きく見えるので、このようなフレンドリーな行動を叱ったり叩いたりすると人に慣れなくなります。人がヤギの額や頬を撫でると喜ぶ反応も、実はヤギにとっては額を相手の顔に額を擦り付ける「ヤギの挨拶」と同じ行動なのです。

ヤギの楽しく遊ぶ姿

ヤギ同士が頭と頭で軽くソフトタッチし合う。枝を咥えたり噛んだりする。体をくねらせながら跳ね回わる。急旋回する。何度も同じ動きを人に見せる。高い場所に登ったり駆け下りたりする。母ヤギやヒトの背中に登る。子ヤギ同士で追いかけっこする。一匹のヤギがやったことを真似をする。さまざまなヤギの行動の中でも、これらは楽しく遊ぶ行動と言えます。

 

何といってもヤギセラピーは「反芻(はんすう)行動」

反芻とは食べた物を口内に吐き戻して消化しやすいように噛み直す行動のこと。ヤギは反芻動物です。反芻のリズムはスローで穏やか。私たち人が慌ただしく暮らす日常を忘れさせてくれたり、立ち止まらせてくれます。

ヤギがリラックスしたりまどろんでいる時に行う「反芻」は、その力の抜けた姿や表情を見ているだけで癒されます。そんな微笑ましい姿を見ると思わず触りたくなりますが、口の動きが止まるようだったら触れないようにしましょう。

また、ヤギはエサを目にすると食べることに心を奪われて回りが見えなくなってしまいます。エサを食べている時は、目の前のエサは全部自分のモノで、仲の良いヤギ同士でもライバルになり額で頭突きが始まることも珍しくなく、はじき飛ばしたり追い払おうと耳を噛んだり。そんな時は温かく見守ってあげましょう

 

ヤギは集団行動をする

ヤギは集団行動で場所を移動したり似たような行動をとります。安心した場所ではそれぞれが自分の好きな行動をしますが、一匹が何かに反応すると他のヤギも同じように反応を示し、まるでお互いを感じあってつながっているような優しさのようにも見えます。

そして、ヤギの中での秩序があります。身体の大きなヤギや年長のヤギなどから順に影響力を持っていて群れの秩序を保っています。強いヤギは常にその秩序を正し、集団行動を円滑に進めようとしているのが見ていてほのぼのとします。

 

ヤギ語を知って気持ちを感じよう!

ヤギの鳴き声の違いによって感情表現が変わります。

  • メェーメェーと叫ぶときは「我慢できないとき。」
  • メェメェメェ…を繰り返すのは「何かを要求しているとき。」
  • ククククク… ンンンンン…は「甘えているときや嬉しいとき」

ヤギとの触れ合いを続けると、声のトーンや大きさ・繰り返し方から感情が伝わってくるので、よりヤギが愛おしくなります。

 

ヤギの触り方

ヤギは優しい動物ですが、それぞれには性格があります。人懐っこいヤギ、臆病なヤギ、少し怒りっぽいヤギ、無警戒なヤギ、フレンドリーなヤギなど、その個性がさらにヤギへの親しみを深めます。

そんなヤギとの触れ合いのポイントは、まずこちらに寄ってくるヤギの額を撫でること。また手をぺロペロと舐めてくるヤギは頬を撫でるとうっとりとした表情をします。さらに、耳の後ろを擦ったり、アゴ・首・背中のあたりを毛並みに沿って擦ってあげると、嬉しそうに人を見つめて気持ち良さげな表情をします。

ただ、触れ合いに慣れていない、または警戒心の強いヤギもいますので、ヤギが嫌がっていないかを感じながらゆっくりと優しく触れ合うことがとても大切です。ヤギが嫌がる行為としては、ツノを掴んだり強く首を振っている(止めてほしい合図)のに続けたり、後ろから追いかけたり、強制されるようなことは好きではありません。嫌なことがあるとヤギにはトラウマとなり人との関わりを遠ざけるようになってしまいます。

 

ヤギとの時間で心を癒す「ヤギセラピー」のススメ

ヤギは人と目を合わせることを嫌がりません。だからじ~っと人を見つめてくれます。人を襲うこともありませんし、また独りぼっちが苦手でだれかといっしょにいるのが好きな動物です。

ヤギと仲良くなるには、先でお話したように「優しく頭を触って」あげてください。ヤギの本当の可愛さは、撫でてほしくて「自分からすり寄ってくる」ところです。人に慣れてきて撫でてほしい時は、いっしょについて来たり、顔を見上げて見つめ顔をスリスリしてきます。また、何かを見つめながら独特のリズムで行う「反芻」にリズムを合わせていると、いつの間にか自然と一つになっていくような気持ちになれます。日常にちょっと疲れたとき、ストレスを感じることがあったとき、自分を見つめたいときなど、ヤギと会ってヤギと心で対話をしてみると気が付いたら心が癒され、リフレッシュすることができるのです。

 

浜松の都田にあるドロフィーズキャンパスには、4匹のヤギが毎日楽しそうに暮らしています。名前は、イソラ、マイア、サンナ、アアルトです。ドロフィーズキャンパスは北欧タウンとして知られているので、フィンランドで使われている名前を付けています。この4匹のヤギたちは、田舎の自然の中で人と共存しながら大好きな雑草を食べています。是非、この都田で「ヤギセラピー」を皆様のペースでお楽しみいただけると嬉しく思います。

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