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先日一晩で30~40センチ程の雪が積もりました。気温も一気に最低マイナス18℃に。寒波が過ぎてからはマイナス5~10℃をウロウロしていましたが、現在なんとまたマイナス19℃まで下がりました。どうやら、また寒波がやってきたようです。こちらの雪は、本当にサラサラで、例えるなら小麦粉や片栗粉のようなキメ細かさで、体についてもパッパッと払えばすべて落とせてしまうほど。雪の白さのお陰で、暗い夜も明るく感じるようになりました。
雪がつもると、アチラコチラで子どもたちがソリで遊び始めます。こちらの写真では結構吹雪いているのがわかるかと思うのですが、そんなのお構いなし。ちょっとした坂に皆集まっては、持参したソリで何度も何度も滑っています。ちなみにソリは、スーパーでも購入出来るほど冬場は身近なものになります。
さて、アドベントキャンドルの1本目に火も灯り、クリスマスにいっそう近づきましたが、先日野外歴史博物館のJulmarknad(クリスマスマーケット)が開催されたので行って来ました。ちなみに、私の住んでいる街では毎年12月の土曜日は、「クリスマスショッピング」用に全域でバスが無料となります。どこへ行っても何度乗っても無料なので、あっちのショッピングモールでクリスマスプレゼントを買い、次はちょっと離れたお店へ他のプレゼントを見に行く…という事が全て交通費を払わずに出来てしまうので、私達住民にとってはとっても嬉しい街からの「クリスマスプレゼント」です。
こちらがクリスマスマーケットです。小じんまりとしていますが、リースやクリスマスツリーに飾るオーナメント等、クリスマスシーズンならではのものが揃っています。
ザッと写真をご覧頂きましたが、こちらで売られているものは全てハンドメイドです。この日はマイナス8℃程だったのですが、土曜日でバスが無料なのもあって沢山の人たちで賑わっていました。クリスマスへ向けて、より一層気持ちが盛り上がりますね。
マーケットの開かれていた広場では、クリスマスソングの合唱も。
スウェーデンでは日本のクリスマスシーズンと違い、きらびやかで盛大なハッと息を飲む程のイルミネーションも無く、また、クリスマスソングが至る所で流れているような事もありませんが、ちょっとした素朴なイルミネーションや野外に設置される最低限のライトが灯ったクリスマスツリー、窓際に置かれるアドベントライトや星型ライトの明かり。そしてお店のショーウィンドウにはトムテ(クリスマスの妖精)が並び、あちらこちらでクリスマスマーケットが開催される…盛大ではないにせよ、確実にそこには他のシーズンと違った顔を見せるスウェーデンのクリスマスがあります。
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