丁寧な暮らし- スウェーデン生活からの贈り物

自然が身近にある生活

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新谷 友海 / スウェーデン在住ライター

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先日行ってきた、以前こちらでも紹介したことのある近所のオープンエアミュージアム。1900年代初期の建物などが野外に展示されています。そこで、古い家の階段に座っている猫を見つけました。日本では、地域によっては野良猫を見かけるところも少なくありませんが、スウェーデンでは殆ど見かけることはありません。たまに、本当にたまに(1年に1~2回ほど)見かける位です。

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久しぶりに見かける猫、思わず近づいてみたら、こんなに近寄っても逃げませんでした。目は開けていたりもしていましたが、眠かったのでしょうか?

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ここのオープンエアミュージアム、規模はそんなに大きくありませんが、動物が沢山いるのでお子さん連れの人たちをよく見かけます。こちらにいるのは…

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ガチョウです。アヒルやカモよりも大きく、見ているととても可愛いです。ちなみに、スウェーデンでは自然の多いところへ行くと、市街地の近くでも野生の白鳥を見ることが出来ます。実際白鳥を近くで見ると、その大きさにビックリします。

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こちらには大きな馬が。昔はこの種類の馬を、荷物の運搬に使っていたようです。
スウェーデンへ来て、例えばバスや電車に乗って外を眺めていると色々な動物を見ることが出来るのですが、恐らく一番目にするのが馬でしょう。次点で羊か牛でしょうか。

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こちらにはいつもはヤギがいるので、ヤギの親子かな?と近づいてよく見たら、牛と羊が一緒に仲良く食事をしているところでした。

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近づいてみると、こんな感じです。まるで親子みたいですよね。

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最後はコチラの写真。ハンドメイドの石鹸やキャンドルなどを売っている小さいお店の店先です。アチラコチラで見つけることの出来る松ぼっくり(年中落ちています)や植物をそのままディスプレイに使っています。自然がすぐ身近にあるからこそ、自然のものを使った様々なアイデアが湧いてくるのでしょう。

さて、もうすぐ5月。明日4/30は、大きな篝火を焚いてValborgsmässoaftonという春の訪れを祝う日、そして王様の誕生日です。冬場は午後3時ですでに外が暗くなっていたものですが、今では21時をすぎても太陽の沈んでいった方向が少し明るいくらいまで日が長くなりました。深夜2~3時でも、鳥の鳴き声が絶え間なく聞こえてきます。

5月が過ぎ6月が来ると、夏至祭のシーズン。夏も、もうすぐそこまで来ています。

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