丁寧な暮らし- 代表の想い

蓮の花から。


夏に高野山に行ってきました。
毎年のことですが、奥ノ院の御大師さんに手を合わせて
心を落ち着かせるようにしています。
蓮の花は、
泥水が濃ければ濃いほど、
大輪の花を咲かせるそうです。
泥水とは人生におきかえれば、
つらいこと、悲しいこと、逃げたくなること。
真水に近いようなきれいな水である場合、
蓮の花は小さな花しか咲かせません。
大輪の花を咲かせるためには、ものすごく汚い泥水が必要なのだそうです。
蓮の花は泥水の中からしか立ち上がってこないのです。
まさに人生の中で花を咲かせることと同じととらえられます。
そして、その花の中に実があるのが 「悟り」 です。
つらく悲しい思いがなければ、人は悟ることがない

ということをお釈迦さまは教えたかったのでしょうね。
人にとって、大輪の花ってなんでしょう。
人に役に立って、周りに幸せを与え、
それが自分の充実につながることなのでしょうね。
 
一歩外に出ると
辛いこと、悲しいこと、逃げたくなることばかり。
でもそれを経験することで
そこから、人として大切なことを学び
大輪の花を咲かせる人生を
仕事を通じて実現していくその道を楽しんでいきたいです。
今日も、一歩前に踏み出す一日となります。

丁寧な暮らし- 代表の想い

Fine Pick Up