丁寧な暮らし- 代表の想い

日本を憂う。

昨日に続き、西郷隆盛先生の言葉から学ぶことを
書きたいと思います。
「西郷南洲遺訓」の中に
西欧の「文明」に対して、
「実に文明ならば未開の国に対しなば
慈愛をもととし、懇々説諭して開明に導くべきに
未開蒙昧の国に対するほどむごく
残忍なことを致し、己を利するのは野蛮じゃと申せしか・・・」
文明文明というが、
弱いものを力でねじ伏せ
理論で覆いかぶせるのは
文明などとは程遠く、野蛮であるということです。
明治維新に導いた一人である西郷さんが
その後、憂い続けたこと。
それは、
日本人が日本人の心を亡くしてまで
西洋文明を受け入れようとしたことでした。
そして、
私たちは、明治維新、そして、二度の大戦後
西欧を憧れをもって受け入れ続ける中に
日本人としてのアイデンティティを
見失っていないか。
西郷さんが、今この時代に生きていたら
憂いに打ちひしがれるのではないでしょうか。
未来の子供たちに、誇りを取り戻す教育が
必要なことを今の大人が気づかねばならないのです。

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