守破離について再度。

「守破離（しゅはり）」についての大切さは
このブログでも何度か書かせていただきました。
まずは、徹底して基本を身につける。
その際に、「一切、自分のやり方を入れない！」という
素直に学び実践する姿勢が大事です。
多くの人は、ここで、「自分」を入れてしまうようで。
だから上手くいかないのです。
基本を理解しただけでなく
「無意識レベルで行動できる」まできて
そして、継続して成果が上がったら、
その後に、少しずつ、自分のやり方を
入れていくというのが「破」です。
「守」で安住しては、衰退しかありません。
でも、自分のやり方を入れた途端
上手くいかないことが連発します。
そうして、また基本に立ち返るのです。
そして、少しずつ失敗と立ち返りを経験しながら
基本をさらに落とし込み、基礎の上に
自らのやり方で成果をつくることを
チャレンジするのです。
そして、いつの間にか
一見、まわりからは「守」とは異なるように
みえる「離」の状態まで自らのアレンジが入っているのですが
実は、根本には、「守」の哲学がしっかりと宿っているので
簡単に衰退することがなくなります。
この「守破離」の各過程では
型を破る勇気と立ち返る謙虚さの両輪がなければ
絶対に上手くいかない。
私は、自らの経験から確信できますし
上手くいかない人をみていると
どちらかが欠けていることが分かります。
私自身も、まだまだですが、
この守破離を徹底することで
多くのことを成し遂げていけると信じています。