松陰先生の「まごころ」

吉田松陰先生は
人が大事なことは「誠」の心であると
教えてくれます。
誠とは「まごころ」であるということです。
松陰先生の言葉に
「仁人は、天下に敵なし」
慈愛の深い人にはこの世に敵はいない。
ということをいっています。
仁のある人とは、思いやり、慈しみのある人。
相手を本気で憂い
さりげなくその人に言葉をかけられる人は
本当に美しいです。
また、先生の他の言葉に
「人唯だ一誠あり。」
人にはただ一つのまごころがある。
この言葉は
父に仕えれば「孝」
君子に仕えれば「忠」
友との交際では「信」
このように言葉はいくつも違うのであるが
その意味のつまるところは一つ、「まごころ」であるということ。
いつの時代も、どんな社会の変化があろうと
大事なことは「まごころ」。
いつも私の心の軸に置き、意識し続けたいと思うのです。