丁寧な暮らし- スウェーデン生活からの贈り物

寒波到来!体感温度マイナス14度

WRITER

新谷友海


ここ数年の間、クリスマスに雪が降らなかったり年々温暖化で冬が暖かくなったと書いていますが、久しぶりにスウェーデンらしい気候となったここ数日。私の住んでいる地域で気温マイナス10度ほど、体感気温マイナス17度となっています。北の方ではマイナス30度近くにも。昔は私の住んでいる地域でもマイナス30度近くになったのですが、ここ近年では寒くなってもマイナス10度以上をうろうろする気候でしたので、「久しぶりのスウェーデンの冬」という気持ちになりました。


寒い中飼い主がお買い物を終えて出てくるのを待っているハスキー犬。

ここまで寒くなると地面が凍ってしまうので、歩く時や自転車に乗る時は注意が必要です。なのですが、こちらの人たちは慣れたものか、凍った地面の上を片手運転、片手にはスマホで電話しながら坂道を自転車で走り抜けていくので、「すごいなあ」と毎年関心してしまいます。危ないですよね!


寒くても保育園では元気に遊ぶ子供たちの姿が。防寒装備はバッチリです。こんなに寒くても、1歳前後の子供たちが外に置かれたベビーカーの中でお昼寝するのもスウェーデン式。元気な子に育つとか。

うちの窓辺に積もった雪。雪の結晶がそれぞれ見えるのがお判りいただけるでしょうか?手で持ってもパラパラと落ちる、サラサラの雪です。こちらの雪はサラサラなので、大雪で頭や身体に積もってしまってもサッサッと払えばすぐにとれるので、ビシャビシャに濡れないのでそれはありがたいですね。

家の窓から見えるメーラレン湖も、やっと凍りました。今日歩いてこの湖まで行ってみたのですが、凍った湖の上に新しい雪がちらほらと積もっていました。夕焼け時に行ったので、氷の湖がピンク色に染まって綺麗でしたよ。

こちらは夜の街。川を氷が流れていきます。

暖かい(といっても0度以下ですが)冬は雪もなくて自転車も乗りやすくていいな、なんて思っていましたが、いざキンと寒くなると「これこれ、スウェーデン冬はこうだったな!」と改めて感じる寒波到来の今日この頃でした。

来週からはまた0度以上に気温があがるようです。

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新谷友海

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