陰陽の考えを日常の中にも。

太極図にあるように
ものごとには、すべて陰陽があるという
考え方は、東洋の思想にはあります。
表と裏は一体であるということ。
そして、表の中にはすべて裏の要素が関係している
ということについて
その考えを理解しようとすると
日常のあらゆる場面に
陰陽のバランスを見ることができるのです。
今の起こっている状況は
その絶妙なバランスの中で
成り立っているのであって
一方をとろうとしても
それは、できるものではないということです。
自然の法則に反したことをしようとすると
より心身が疲弊します。
たとえば、日々起こることに
プラスもマイナスもなく
すべてが一つ、現状をつくっている。
マイナスなことが起こっても
それが、今のプラスの要素を確実につながっているのです。
だから、切っても切れない関係なので
マイナスなことに感情を入れ
がっかりする必要がまったくないということです。
私自身、まだまだ日々起こることに
不動心で受け止めることができず
冷静に対処できないこともよくありますが、
すべてが上手くいっているということを
忘れないようにいたいと思うのです。