丁寧な暮らし- 代表の想い

武士の情けについて。

武士の情け、という言葉。
これは、今日に私たちが
絶対に失ってはいけない
相手に対しての節度であるといえます。
武士は主君を持ち、その命を忠実にこなすことが生き様であり
そんな中で相手を辱めることなく
遂行しつつ相手に最大限の配慮をすることが
武士の情けということになります。
相手に情けをかけることは
武士にとっては
あってはならぬこと
その上で、武士にも情けをかけるべき
事もあるという
「例外にすべき」こともあるのだと。
命がけで戦って、そして、隙を与えないという
孫子の兵法にもあるように
徹底して敵に反撃させないトドメの大事さを
武士道では説きながらも
相手に対して
「許す」隙間を残す寛容性も時には
必要であると言うことなのですね。
マネジメントにおいて
戦う経営から戦わない経営へ。
これは、21世紀の企業マネジメントにあり方となっていくことは
間違いありません。
共存共栄、互いに成長する
それは、戦うのは相手ではなく
自分自身に内側にあるマイナスな感情や
欲によって周りに押し付けることのない存在のあり方へと
変わっていくのですから、昨日の敵は今日の友・・・・という言葉すらなくなる。
武士の厳しい生き様の最後の一瞬にも
相手に対する敬意の意思があるという
日本人に美意識に、誇りを持ちながらも
義を重んじながら、その上で寛容であることを
大事にしていきたいと思います。

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