丁寧な暮らし- 代表の想い

人格を磨く組織のあり方。

「同一労働同一賃金」という方向に行政は動こうとしているようですが、
同じ労働、同じ仕事、同じ結果を生むからと言って
賃金を同じに・・・
こういう発想はどう考えても
生きた組織をつくる上で
ナンセンスな発想であるということが分からないのでしょうか?
すべての仕事は、実は
目に見えない人の気もちで成り立つものであり
現場を知らない人間がルールをつくろうとすると
こういう画一的な発想で
「気」を読めない仕組みをつくるのでしょうね。
一見、同じに見える仕事でも
その裏で
人によって「責任への意識」に大きな差が存在し
実は、それが組織において最も重要なことであるのです。
周りの人に対して
成果に対して
部下に対して
与えてくれる人に対して
責任を背負わない人が成果を上げるのと
責任を背負う態度と言動で
今だけでなく未来を考え行動する人が
たとえパッと見の成果や労働が
同じに見えても
組織内での価値は後者が100倍以上です。
利他の心で、周りの人に対し
未来の明かりを灯せる人が
より賃金をもらうべきだと私は思うのです。
責任を背負わず、権利を主張する人ばかりでは
言い過ぎかもしれませんが
未来は奪い合いの世界になってしまいます。
価値を生み人に与えることを優先とするか
自分の自我の得をとることを優先とするか
この違いは、いち労働問題以上に
大きな社会のあり方に影響するのだと思います。

丁寧な暮らし- 代表の想い

Fine Pick Up