丁寧な暮らし- スウェーデン生活からの贈り物

キノコが教えてくれる、秋の到来

WRITER

新谷 友海 / スウェーデン在住ライター

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とても秋らしい日と、急に夏日に戻る日があり、季節の代わり目でとても気温のふり幅が大きなこの頃。

例えば先日などは薄手のダウンジャケットが必要な12℃ほどの寒い日があったかと思えば、翌日には日差しが強くタンクトップにショートパンツでも暑い30℃近い日があったり。
今日は秋らしい良い天気で、一番暑くなる時間帯でも少し涼しい20℃前後ということで大変過ごしやすくなっています。

秋らしいといえば、辺りに沢山姿を見せ始めた様々なキノコ。キノコはスウェーデンの秋を感じさせます。

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まだ夏らしい日もあるので景色は緑緑しいのですが、落ち葉も増えて木の実も地に落ちているものが多くなってきたので、秋がもうやってきたのだなという事を感じます。あんずの木や、リンゴの木からも売れた実が地面に沢山落ちています。

あんずの木、近くにあったのですがつい先日まで気が付きませんでした。その通りを行く人たちがよく木から実をとって食べているなあと思っていて、この木はなんだろう??とネットでその木になっている「黄色くて」「小ぶりな」実を調べていたらあんずだという事がわかりました。

皆がとって食べている位だからおいしいのかな?と気になり私も食べてみたのですが、ちょっとすっぱかったです。

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こちらにもちょっとなかなか見慣れないようなキノコが。

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様々なキノコが至る所に顔を出しているのですが、中には足のサイズ程直径がある位大きなものも!

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そしてスーパーにはこちら杏茸の特設コーナーが。こちらはスウェーデンの秋の味覚。肉厚でとても美味しいんです。森などで採れるようなので、いつでも食べたい時に食べられるよう秋に沢山採って乾燥させて保存しておく方も多いようです。私は万が一毒キノコを採ってしまったら大変!ですのでまだキノコ狩りをしたことは無いのですが。

秋らしくなりつつも、まだ夏っぽい日があると先に書きましたが、日の長さはもう完全に秋となり、冬へ近づいていっている事を感じさせられます。夏の間は一度もなかった、「空が真っ暗」な夜の状態。今は20時頃に日が沈みます。これが1か月後の9月の終わりには日没が18時半に。これが10月になって11月になると…と計算していくと、12月頃には日没は一番早い時で14時台になってしまいます。

外のベンチではいつも誰かが座っており、カフェやレストランでも皆オープンテラスに集まり、家でも皆バルコニーでコーヒーを飲んだり新聞を読んだりして太陽を十分に楽しんでいますが、それももうそろそろおしまい…と思うと、ちょっと寂しいです。

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