丁寧な暮らし- スウェーデン生活からの贈り物

クラシックカーのコンテスト&フェスティバル2016

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新谷 友海 / スウェーデン在住ライター

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毎年私の住んでいる街で行われている、世界でも最も大きなクラシックカーのフェスティバルの1つであるイベントが今年も開催されました。去年はアメリカ、メキシコ、ロシア、オーストラリア、日本をはじめ、46か国から2万台もの車がこの街に集まった事からその規模が伺えるかと思います。中でもコンテストのメインは50年代、60年代のもの。

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3日間行われるこのイベントも、今年は連日快晴に恵まれて、参加者も見物客も楽しい3日間を過ごすことが出来ました。

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39回目に当たる今年は、なんと24,000台もの車が世界中より集まったそうです。参加番号を掲げ、コンテストに参加する個性的な車の数々が街のメインロードをクルーズしていきます。

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参加する車の数も去ることながら、観客の数もとても多いです。皆ピクニックシートや食べ物・飲み物を持参して、道路の両脇にずらっと並び美しい車が行きかうのを眺めています。

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この日は本当に良いお天気に恵まれました。去年、一昨年とこのイベントで2日程雨が降ったと記憶しているので、開放的な真夏の気候の中盛り上がることが出来とても嬉しかったです。

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このイベントはお洒落なクラシックカーが集まるせいか、参加者も観客もお洒落をしてくる人も多いので、そこも楽しいところの1つです。参加者は毎年目立つのがロカビリーファッションの人たち。ロカビリー音楽を流し、ファッションもきめてクラシックカーに乗って街をクルーズする。そこだけ切り取ったら、まるで映画から飛び出してきたかのようです。

上の写真ではキャンディーの屋台の前でお母さんと女の子がお揃いのファッション(髪型まで!)をしていたので、可愛くて思わずパチリ。ブラックのコンバースまでお揃いです。

綺麗なクラシックカーがメインのコンテストですが、このイベントの楽しいところはそこだけではありません。コンテストには参加しない、思い思いにデコレーションしたり改造した車も各地から集まってきています。コンテストに参加する車のクルーズが終わった後は、改造車のクルーズ。次回はまたそちらの写真をご紹介したいと思います。

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