８０，９０歳の先輩から。

９０歳を超える方々とお付き合いをさせていただくと
彼らが話す言葉には
「６０、７０（歳）ハナタレ小僧！」とよく言われます。
だったら、私はまだ生まれたばかりの未熟者。
６０、７０で何が分かるのか！と言わんばかりです。
本当に、私自身もそう自覚をします。
８０歳、９０歳を超える方々は
日本、そして世界の大戦を青年時代に乗り越え
その彼らの背負ってきた、そして、経験したことの上にある
人生観や言葉には多くを語らずとも
重みがあります。
一般の８０代、９０歳代の方々の一言一言には
６０、７０歳代の講演家の方々の言葉とは
全く深みの異なるメッセージとして響くのです。
だから、４０半ばの私が人前で語るにことは
非常に恥ずかしくなります。
でも、そのような年配の大先輩方は
こんな私に耳を傾けてくださいます。
本当に感動します。
ちょっと経験したぐらいで偉そうに語る人間になるよりも
この人生を懸命に自らの居場所を生き抜き
そして、８０，９０歳代でその生き抜いた経験から
後世に語れる人間を目指したいと思うのです。