根本と枝葉末節。

根本と枝葉末節について
ものごとに五感で触れる毎日ですが
その日々の出来事から
心を磨くとは
根本を観るということから養っていけるのですが
たとえば
木々の
根本は、目に見えません。
枝葉末節は、明らかにものとしてみることができます。
私自身も、木を見たときは、その木の枝ぶり、咲く花、葉の色や形に
目が奪われます。
これは、ただ見えているものを感じている
枝葉末節を見ています。
でも、その生命としての木にとって最も大事なのは
土の中に伸びている根であり
それがどのように力強く、しっかりと張り巡らせているかで
地上にでる部位がすべて決まります。
すべてを決める根本を観ることなしに
だた、表面的なところで議論していても
それは、見えるものに踊らされているだけである。
私はそう思うのです。
だから、見えるものしか信じない世の中ではなく
見えないものの中に真実があること。
こういうことを当たり前のように信じることができる世の中に
戻さねばなりません。