守成は易きにて難し

昨日に続き、吉田松陰先生の言葉から学びます。
「およそ天下の事、創業は難しきに以って易く
守成は易きにて難し。」
この意味は、
この世において事業を新しく始めることは
難しいようであって、実は易しいものである。
その始めた事業を継続し守っていくことは
易しいように見えるが
実は、これが非常に難しいのである。
という真理です。
継続することとは、根本を守り続けながらも
周りの変化に対して、ある部分は変わり続けることでもある。
だから、
ちょっとした事でうぬぼれてはいけない。という警告だと
私は学ばせてもらいます。
私自身も、事業において
新しいチャレンジを続けますが
それを始めることよりも
継続し価値を高め続けることの難しさがあまりにも大きいからこそ
気合が入るのです。
何かを始めた人よりも
長く継続している人は評価され難い時代のようですが
私は、自分の周りでも
一つのことを地道に継続している人から
学び続けたいと思うのです。