仕事と作業の違い

会社は、大きく分けて２つのスタイルがあると思います。
１、継続的に自らの魅力をつくりお客様に選ばれる。（プル型）
２、今あるものでお客様を追いかけて無理やり選ばせる。（プッシュ型）
私たちは、営業マンはいませんので、もちろん１の方です。
でも、選ばれた後は、こちらから「与える」ことをどれだけ
先読みしてできるかです。
これは、一人ひとり商品も思いも違うお客様に対しての
ものづくりなので、非常に難しいですが。
すべてにおいて、こちらから与えられるような進め方こそ、
「仕事」なのだと思います。
言われたことを、きっちりこなすことで仕事をしているように
勘違いしているとお客様は確実に離れていきます。
それは、言われたことをやるだけの「作業」なのですからね。
いわれる前に気づき、こちらからお客様の思いにどうこたえられるかを
考えて、一歩も二歩も先を考えてお客様に喜ばれることを
投げかけていくことができると本当「仕事」をしている実感を持てます。
質問されたことに見事に答えることで満足するのは、私から
見ると悪い意味で仕事に慣れてしまっているとみます。
質問される前に、相手の現状を把握すると、こちらから
与えられることがいくつも見つかるかもしれませんね。
言わないとやらない、答えない会社か？
気づき、感じ、先を見て行動し与えてくれる会社か？
残っていく会社は当たり前のように後者しかありませんね。
だから、私たちもまだまだ、自分たちの現状に満足することなく
一人ひとり違うニーズや想いを察することができる感度の高い
人間の集団になっていかねばと思います。
未熟な私たちですが、志はしっかり持っています。
一生勉強です。
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