丁寧な暮らし- 代表の想い

映画「山本五十六」

映画「山本五十六」を見に行ってきました。
連合艦隊司令長官でありながら、
最後までアメリカとの戦争に反対した
当時の幹部の中で唯一の人物として、
映画では、その勇敢かつ冷静な姿が描かれていました。
陸軍、海軍も国のためから自分たちの立場を守るため
という心境の変化に揺れ動きながら・・・
五十六の部下に対しての厳しさと寛容さの中で
ちょっとした組織の不和や部下の自分勝手な判断のミスで
命取りになるということもこの映画で見ることができます。
それを事前に察知し阻止することができるかどうか
マネジメントとリーダーシップの難しさも感じました。
五十六の死後、この第二次世界大戦が本格的になり
300万人の国民が犠牲になったという事実。
山本五十六の名言の数々は今も
多く語りつがれています。その一つ。
実年者は、今どきの若い者などということを絶対に言うな。
なぜなら、われわれ実年者が若かった時に同じことを言われたはずだ。
今どきの若者は全くしょうがない、年長者に対して礼儀を知らぬ、
道で会っても挨拶もしない、いったい日本はどうなるのだ、
などと言われたものだ。
その若者が、こうして年を取ったまでだ。
だから、実年者は若者が何をしたか、などと言うな。
何ができるか、とその可能性を発見してやってくれ。」

凝り固まった価値観で年上であることをかさにかけ
意見をかぶせるつまらない大人にならぬよう。また、
若い人のアイデアや感性こそこれからの時代をつくる宝なので
それを潰すような環境や空気をつくらないことが
大切だということをこの言葉から学びました。

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