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棟梁の技・体験レポート 第4回「杉とひのきの使い方」

職人の手しごと

こんにちは。

棟梁の技や仕事に対しての思いを紹介していく、
棟梁ブログ担当すーちゃんです。
 

よく耳にする杉やひのきはどっちがいいの?

どう使い分けているの?

と、いった疑問を棟梁にぶつけてみました。

 

杉は全国に分布していますが、
生えている場所で強度が違うんだとか。
種類によっては柔らかすぎて建材に向いていない杉もあるので、
樹齢60年という点も加えると建材に使える杉も色々と条件があるようです。
 
そして杉よりひのきの方が硬い為、建材には向いているそうです。
 
でも杉を侮ってはいけません。
杉は硬さもピンキリで建材にならないものもあれば、
最高級品だとひのきよりはるかに硬く値段も高いものがあるそうです。

 

そして杉とひのきはどちらも針葉樹で、ナラやオークなどの広葉樹と比べると木の質は柔らかく密度は低め。

柔らかいと建材として適してないのでは?と思われるかもしれませんが、

加工しやすいためお家の中の建材には適しているんだそうです。

密度が低いと空気を多く含んでいるので、木の香りもふんわり感じることができます。

ひのき風呂ってあの香りも魅力の一つですよね。

 

_MG_1990.jpg 

 

次回は「年輪」について。

よく目にする年輪ですけど、1年ごとに輪が出来る、ってことくらいしか私は良く知りませんでした。

色々建材としても年輪には秘密があるそうですよ。

 

続きは次回に。

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