家づくりの叡智- 家づくりの検討・比較

浜松で「平屋」住宅を建てるポイントとは

浜松で「平屋」住宅を建てるポイントとは

新築を計画される方の中に、平屋を希望される方が年々増加する傾向にあります。
憧れの平屋で暮らしたい!そう検討される方にはその夢とともに建築できる条件やコスト面での疑問などを解決したいという思いも同時に生まれるものです。ここではそのポイントを端的に解説したいと思います。

 

「平屋」ニーズの広がりの背景

人生100年時代と言われる中で長く住まう場である住宅に対して、老後もできるだけ身体に負担のない生活をしたいというニーズは、高齢者の第二の家づくりというイメージだけでなく昨今は30代のご夫婦にも増えつつあり、将来を見越して自らの長期的なライフタイムを見据えた、長く豊かな気持ちで暮らせる家をじっくりと検討し建築したいという気持ちの表れと考えられます。

またStay Homeの時間を過ごされた経験から、外出しなくても家で過ごす時間をより人間らしく、また自分の時間をより自由に楽しめる場所としての住宅でありたいと願い、家と庭を関係づけながら趣味などができることに有利な平屋に魅力が高まっているのです。土に近いところで自然を感じながら、そのお庭での時間が家族にとって特別ではなく日常の当たり前の時間として過ごすことができるのですから。

そして、この浜松周辺エリアにおいて平屋を建てることの満足度が高いのは、近隣周辺に高層階の建造物が建てにくい場所が多いという建築基準法上のメリットもあり、プライバシーや日当たりの確保なども安心できるというのも大きな魅力です。

 

平屋を建て、過ごすメリット

どのエリアであっても日常生活にさほど不自由さが無く利便性が高いという地の利がある浜松という地域では、建築地をゆったりと使えることも魅力です。

平屋は2階建てよりも敷地専有面積が大きくなるため、土地の大きさが一つのポイントとなりますが、この地域ではご両親の敷地内に計画される方やご両親の農地を転用し建築用地とされる方が比較的多く、また土地を購入される方においても浜松周辺の地価は他の政令指定都市と比べて比較的低く安価に購入できるということもあり、建築地の大きさに余裕をもてる条件が整っています。

また気候は穏やか、かつ日照率も高く、夏は南西から心地よい風が吹くので、窓を開け放ち自然を感じながら室内で過ごしたり、お庭での活動時間も生活の中のシーンとして他のエリアよりも楽しめます。

平屋を建てるメリットは

  • 老後の身体の負担になる上下の移動が少ない
  • 二階建てではトイレが二か所ほしいが平屋では一つで済む
  • 階段という移動のためのスペースがいらない
  • 建物が低いので地震に対して揺れを軽減できる
  • 災害時にシンプルかつ迅速に避難できる
  • 建物と庭のつながりにより屋外の愉しみを暮らしに取り入れられる
  • その部屋からも窓を通して植栽を楽しむ計画ができる
  • 完全バリアフリーすることも可能

などです。

 

「平屋」のデメリットと注意ポイント

2階建てと比較すると多くのメリットのある平屋ですがデメリットもあります。そのデメリットとして最初から知っておくべきポイントもお伝えします。

    1. 階段はないが各部屋への廊下が長くなりがち。
      →リビングと各部屋を直接つなぐことで長い廊下は不要だが設計上の工夫が必要。

 

    1. 立体的な解放感が制約される。
      →吹き抜けは作れないが天井の高さにメリハリをつける変化に富んだ空間構成は可能。

 

    1. 子供が親の顔を見ずに外出できる間取りになりやすい。
      →子供部屋と玄関ホールを離れた動線とする、リビングと子供部屋を隣接させるなど、設計上で解決できる。

 

    1. 敷地面積に余裕がないとお庭面積が小さくなる。
      →それでも平屋を建てたい場合は、お庭をよりパーソナルな空間にできる中庭のある平屋にすることで小さくてもご近所の目線を気にせず屋外空間を楽しめる。

 

  1. 近隣にどんな建物が建つかによって日当たりなどをあらかじめ十分な検討が必要。
    →依頼する住宅会社や設計士に法的要件や敷地の自然条件などを調べてもらい、浜松周辺エリアの場合は2階建て3階建ての住宅やマンションなどが建つ場合のリスクを出し切っておく。

このようにデメリットや注意ポイントが有ることは事実ですが、上記以外の方法も含め、解決方法も状況に合わせ多くあります。敷地に合わせてあなたの暮らしを自由設計で叶えるのであれば、それらは解決できることがほとんどです。

 

コストについて

平屋を検討される方が心配されるコスト面についてご説明します。
平屋は二階建て住宅と比較し、同じ延床面積であった場合に、二階建て住宅よりも基礎面積・屋根面積が大きくなります。建築工事にかかる費用のうちコスト割合が高い工事は、建物を支える基礎工事、そして雨風に対して長年にわたりしのぎ続ける屋根工事です。平屋建ての場合にはこの二つの工事が当然大きくなります。ですから、たとえ水回りの設備の数は同じさらに階段工事がないとしても、基本的には二階建て住宅よりも割高となります。

建物の規模や内容にもよりますが、二階建てと比べると坪単価で8万円~13万円の差を見込んでおくべきです。ただそのコストアップ以上のメリットがある平屋だからこそ十分に検討する価値もあるのです。

 

平屋を実現させる秘訣とは

平屋を実現させることで得られる恩恵の大きいこの浜松エリアで、実際に家づくりをスタートさせる場合の大切なポイントをお伝えします。

【1】 決して「平屋ありき」ではなく、自分が「どんな暮らしをしたい」「どんな時間を豊かさと感じるか」から住みたい家とはどんな場でありたいかを考える。もしかしたら、あなたの暮らしたい時間を実現するには2階建ての方が良いかもしれません。モノや形から入るよりも、大切なのはあなたの「住まいで叶えたい時間」なのです。それでもやはり平屋を!という思いが強いならばその割高であるコストをかける意味があると確信でき、2階建てと比べてのコストアップを受け入れることへの迷いがなくなります。

【2】 建築予定地・その周辺の法的な要件を調べる。現在の周辺状況だけでなく将来を見越してどのような建物が周辺に建つ可能性があるのかを把握する。

【3】 建てたい家・庭で叶えたいコト・車の台数などを洗い出し、その敷地の大きさで平屋が実現可能かを実際の配置計画などで確かめる

【4】 平屋は二階建てよりもコストのかかる計画です。しっかりとした資金計画を行い、費用とあなたの予算のバランスがとれるかどうかの確認が必要です。

以上のこの4つのフォーカスポイントを明確にすることが大事です。

そのためには、信頼できる建築会社に相談するという一歩が本当の始まりです。上記にあげた4つのポイントは法律のこと・お金のこと・建物の規模のこと・周辺状況のことなどです。それらはあなた一人で調べ把握することはとても困難であり、プロの意見によって確信できることが多いのです。そして、設計士や建築会社の設計提案レベルによっても、あなたの想像を超えた間取りで実現できるのか否か、そして暮らしの質が変わります。

平屋を検討されるなら、まずその平屋での暮らしをキチンと導いてくれる良い建設会社を探すこと。あなたの不安や疑問を解決ていくその先に、平屋の実現を心から確信できるのです。あせらず、しかし実現に向け一歩を踏み出せるよう応援しています。

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