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浜松で「ガレージ付き住宅」を建てる秘訣とは
注文住宅で作るマイホームは、自分が自分らしく住まうために建てる家です。賃貸アパートのように大家さんに家賃を払って、決められた間取りに自分の生活を合わせ窮屈で不便な暮らしを受け入れ我慢しながら過ごす暮らしから解放されたいために、この浜松エリアでマイホームを…とお考えの方の中で、昨今「ガレージ付き住宅」をつくりたいというニーズが高まっています。今回はその背景とメリットやその秘訣をお伝えします。
なぜ今、浜松エリアでガレージ付き住宅が注目されるのか?
浜松エリアは、海・山・川・湖…など自然が豊かであることや、余暇を充実させる楽器・バイク・スポーツ関連のブランド企業も多いことから、ライフスタイルを楽しもうとする活気がある街であることが特徴的です。そして昨今は、若い世代も中高年世代も、「家」は従来のような生活する拠点というより人生を楽しむ場として、趣味や人との触れ合い、家族の絆を積極的に育む教育の場…など「家族の在りよう」を住まいに表現し、豊かさを感じていく時代になっているのではないでしょうか。
また浜松エリアは日照率が高いため、お庭で過ごす時間を日常生活に取り入れることが当たり前のごとく生活されていて、また他の政令指定都市と比較しても土地価格が比較的安いため50坪以上の敷地で家づくりをされる方が多く、ガレージ付き住宅を建てることに対する利点が数多くあるとも言えます。
ガレージで何をする?
ガレージというと、クルマやバイクの愛好家が欲しい空間、ガレージでクルマやバイクをメンテナンスする…というイメージではないでしょうか? このような用途でガレージ付き住宅を建てるメリットは明白でありますので、ここでは別の視点で、実は今、ガレージ付き住宅を検討される方は、決してそういう趣味の方々ばかりではないということをお伝えいたします。
例えば、
- アウトドアの趣味の保管場所兼メンテナンス場
- 自転車が好きな方の秘密基地
- 奥様のお友達との趣味を楽しむテラスのような場
- 奥様の副業として使う場
- ご主人のリモートワークの場所
- 家族が雨の日でも楽しめるインナーガーデンとして
- 菜園グッズなどを車に付き込みやすく仕舞う場
- DIYの作業場などクリエイティブ活動場として
などなど、活用方法は無限です。まさに家と外、家族と社会の心地よいコミュニケーションのステージのような使い方ができるのです。
一昔前の「とりあえず畳の部屋を一つ」ではなく…
一昔前は、めったに使わないが「何かのためにとりあえず和室を一つはほしい」というニーズがありましたしそれはまだ無くなってはいませんが、めったに使わない和室よりもリビングと繋がる畳コーナーとして普段使いができるようにしたり、ムダだからより活用の幅が広がる別の空間に予算をかけたいというニーズが増えるのは当然の流れです。そんな中、用途が多目的かつ将来的にも活用方法を自由にアレンジできる場として「ガレージ付き住宅」が注目され、住いの中に心を豊かにさせてくれるもう一つの家族空間として認知され始めています。
新型コロナを経験しStay Homeによって、家で暮らす時間が長くなることをプラスに変換できる人と、家に長時間いることがストレスとなる人がいますが、空間が人の感情や心に影響を与えていることは、静岡大学名誉教授である外山知憲先生の著書「家族の絆を育む家」にも明らかにされています。リビング・ダイニングといった家族が集まり一つになれる空間とともに、個室ではなくとも気持ちを切り替えられる空間があることによる、家族同士でも心の距離感を保つことができるのです。大切な家族だからこそ遠すぎず近すぎずのバランスがより深い愛情を育むのです。
家と外の中間的存在だからこそ大きさはスタイルに合わせて
ガレージ空間は心理的にも安定につながるということをお伝えしましたが、どれぐらいの大きさが必要なのでしょうか? 例えばクルマやバイクなど予め用途が明確な場合はそれに合わせた大きさを確保するのは当然ですが、多目的用途の場合は4~12帖ほどの大きさを確保し、その大きさの中で活用方法を考えるという方が多いようです。4帖あれば4人掛けのテーブルを一つ置き、壁には棚をつけても十分に活用できます。
大きくなればなるほどガレージ空間でできる活動は広がりますが、大きさを考える上で大事なのがガレージは室内と外の境界空間であるということです。だからガレージの中で作業を完結するという発想でなくていいのです。シャッターや扉を全面開放すると段差がなく外に空間が広がるのがガレージです。天気のいい日は室内と外がつながり、夏には日影のある室内側に、また春や秋には外にガーデンチェアを出して空間の広がりを活動に取り入れるなど… この発想は、日本古来の「縁側」の現代版のようなものだとも言えます。完全に室内としても使え、また内と外の境界があいまいだからこそ居心地よくずっといられるという日本人の気質にもよく合うのではないでしょうか。
ガレージ空間は併用型?それとも別棟型?
新築住宅の空間の一つとしてガレージをつくるパターンだけでなく、離れとして別棟で建てるパターもあります。どちらを選ぶかは
- 敷地に十分な余裕があるか?
- ガレージ空間の主たる目的は?
- 居住空間との関係性をどうしたいか?
- 道路との位置関係は?プライバシーをどう考えるか?
- 別棟の方が予算は高いが投資価値はあるか?
などです。
ガレージ付き住宅づくりを成功するために
こうして憧れのガレージ付き住宅をイメージすることはできても、一般的な間取りにガレージをただ造ったのでは、せっかくの空間の使い勝手が限定的になってしまいます。
せっかくの特別空間であるからこそ居住空間の一部としての活用方法を熟考されると、その費用対効果は絶大です。だからこそ設計依頼する初期段階で、今すぐの用途はもちろん、将来にやってみたこと、実現したいことなどを箇条書きにし、自分たち家族のライフスタイル像を洗い出すことで、唯一無二のあなただけの家づくりが叶うスタートラインにつくことができます。
それは規格住宅では実現できない、あなたの生き方に合った自由設計によって、今の希望と未来がつながる一歩です。ガレージ付き住宅はライフスタイル実現型の住まいです。それを実現できる会社選びとは、あなたの想像を超えるライフスタイル提案力を持つ会社であることが重要な要素であることを付け加えておきます。
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