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伝統作庭師が腕を振るう
都田建設には、神社仏閣の境内のお庭、茶庭、料亭の坪庭をつくる作庭師・猿田敏夫が日々、腕を磨いています。
既製品のカーポートやフェンス工事のようにそれほど技術がなくてもできるエキステリア工事がほとんどの時代の中で、自然の素材である「土」「石」「竹」「木」を使い庭全体の構成を整えその上で、多彩に樹木や植物を植えこんでいくその技術とセンスは、単に経験の長さではなく、文化的教養の高い上質なお客様のお庭づくりの経験からの智慧を未来へつなげる意志の強さから生まれるものです。
ドロフィーズキャンパスでお庭づくりとともに
「蔵で旅するBook Store」には「隠れ庭」というお店に入って初めて見える額縁に切りとられたような小さなお庭があります。書店の本を片手に、経年変化した素材と四季で景色が変わる、囲われ感のある特別なお庭は、その古き良き風景の中でクリエイティブな発想が湧き上がります。この庭を整え続けてくれるのも猿田です。
お客様のお宅でもそのセンスと技術を発揮し続ける
本物の職人のセンスは、新しいものを使って新しい雰囲気の庭をつくるということよりも既にある素材の価値の再定義から新たな使い方を見つけ美意識ととも作庭するその技術の両輪です。
長年使ってきた瓦や石臼をお庭のアプローチの素材として蘇らせる。施主様の地元である和歌山の那智黒の石を玄関ホールとその茶庭に向かう客人の心に凛とした空気感を与える。那智御影の自然石の形状をそのままに下足石として利用するアイデア。
竹垣には大徳寺風、龍安寺風、建仁寺風を3段で取り入れ一つの垣に伝統の3つの技を表現し人の目を亭主の歴史へのこだわりを表現する。
石積みの観る職人の美意識
現在は、住宅の庭に好きな石を据えるというようなお客様は減っていますが、石の持つエネルギーに興味を持たれる方も少なからずおります。
庭でいう石の存在は、「人の体で例えると背骨」と言われ、良い庭は石の表情を見定めどう据えるかでその庭のすべての良し悪しは決まると言われてきました。浜松の三ケ日には、黄色みのある石「三ケ日石」が地元の石材として昔はよく使われてきました。
自然のカタチそのままに石の表情を捉え石積みを組める技術は猿田ならではの作庭への想いとその豊富な経験のあらわれです。
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