都田スタイルの家づくり- 家づくりの姿勢

現役現場監督が教える「地鎮祭」の準備方法とは

現役現場監督が教える「地鎮祭」の準備方法とは

はじめに

都田建設ドロフィーズで現場監督を担当している新村です。私たち現場監督は新築住宅の着工が決まると設計デザイナーからバトンを引き継ぎ、図面のチェックや修正、敷地の確認などを行います。そして地鎮祭で初めてお施主様とお会いします私たち現場監督にとっても地鎮祭はとても大切な節目の日になります

 

地鎮祭とは

地鎮祭 (じちんさい)とは、土地の神様に工事が始まることを報告し工事の安全を祈願する儀式です。お施主様に行っていただくポイントは2つありますが、神主さんがその都度声をかけてくれるので、それに倣って動いていただければ地鎮祭は問題なく進行していきます。

 

地鎮の儀

地鎮祭では盛砂に稲を立てます。そして「えい、えい、えい」と大きな声を発し稲を刈る動作をします。これを「刈初の儀 (かりぞめのぎ)」といいます。次に、稲が刈られた盛砂に「えい、えい、えい」とお施主様が大きな声を発して鍬をいれていただき、盛砂の中央に穴をあけていきます。これを「鍬入れの儀 (くわいれのぎ)」といいます。その後、現場監督が盛砂を均し、神主様に鎮物を納めていただきます。

 

玉串のお供え

私たち現場監督も何度やっても気が引き締まる瞬間です。すべてのお施主様への念いを込めて玉串 (たまぐし)のお供えに臨んでいます。いくつかのポイントはありますが大切なのは「念い (おもい)」です。多少、作法や順番を間違えても全く問題ありません。失敗を気にせず念いを込めることで生涯の思い出となる素晴らしい地鎮祭になるでしょう。

まず神主さんから玉串を受け取り祭壇に一礼します。次に玉串は時計回りに回し枝の小口を祭壇に向けてお供えします。その後に二礼・二拍手・一礼をします。ご家族様それぞれのお家づくりへの念いを乗せて玉串をお供えしてください。

 

地鎮祭の準備物と服装

準備物

準備していただくのは「初穂料 (はつほりょう)」です。金額の目安は1~3万円といわれています。熨斗袋の表書きは「初穂料」「玉串料」どちらでも構いません。あまり知られていませんが、熨斗袋は紅白紐の「蝶結びの水引」「淡路結びの水引」を使用するのが一般的で、「結びきりの水引」は使用しないのが好ましいとされています。「結びきりの水引」は一度結ぶと解くことができないので、二度と起きてほしくない行事に使うため地鎮祭には向かないと言われています。

服 装

スーツで構いませんが、必ずスーツでなければいけないという訳でもありませんきれいめなシャツ、カーディガン、ジャケット、チノパン、女性はブラウスやスカートでも問題ありません。敷地によっては土が緩いことがあるので、敷地の状態に合った靴を選ばれるのがいいと思います。

 

雨の場合

「地鎮祭は雨の日でも大丈夫ですか?」とご質問をいただくことがあります。古来より雨の日の祭事は縁起が良いと言われており、ほとんどの場合は現地で行います。ただし台風のような大雨や強風の場合には安全性を考慮し、遠隔地鎮祭という形で別の場所で行うこともあります。これまでにも大雨の天気予報が出た日にはドロフィーズキャンパスで地鎮祭を行ったことがあります。

 

まとめ

最後にお施主様と私たち現場監督でご近隣様への挨拶を行って地鎮祭は終了となります。地縁がない場合、ご近隣様へ挨拶といっても初めてお会いする方ばかりですが、私ども現場監督と一緒に回ることで施主様も近隣の皆様も安心して和気藹々とご挨拶できると思います。また地区の組長さんや自治会長さんのお宅が分かればご挨拶されるのがよいと思います。ここまで含めておよそ1時間から1時間半かかると思います。工事の着工の大切な日が素晴らしい一日になることを願っています。

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