都田DLoFre‘sの性能・品質- 耐震・制震

耐震性・耐久性を高めて家をしっかり支える基礎工法

耐震性・耐久性を高めて家をしっかり支える基礎工法

良い基礎づくりは家を長持ちさせる

基礎は家づくりにとって、建物と地盤とのつなぎ役を担う縁の下の力持ち。建物がもつ耐久性や耐震性を余すことなく発揮するには、まず妥協のない基礎づくりが必要です。

都田建設では、従来工法よりもひび割れが起きづらい頑丈な”一体型ベタ基礎『Bedrock工法』(ベッドロック工法)”をはじめとした基礎工事を、全てのお住まいで行なっています。耐久性、耐震性に優れた基礎をつくることで、将来大きな地震が起きても家族と住まいの安全を守り、数十年先も安心して暮らすことができる家を実現します。

一体型ベタ基礎『Bedrock工法』で家の傾きや沈下を防ぐ

都田建設で採用している一体型ベタ基礎『Bedrock工法』は、従来よりも安定性・防湿性が高い「ベタ基礎」と呼ばれる基礎に、継ぎ目のない「一体打ち」になっている鉄筋コンクリートを用いた特別な工法です。ベタ基礎は近年採用する住宅会社も増えてきましたが、一体打ちは特殊な機械と技術が必要なので、静岡県では2割りの住宅会社しか行なっていない強度・耐久性に優れたものです。

では、実際に「ベタ基礎」と「一体打ち」はなぜ従来よりも高性能なのか、それぞれ詳しくご説明していきます。

従来工法よりも安定性・防湿性に優れたベタ基礎


一般的な基礎として「布基礎」と「ベタ基礎」の2種類があります。都田建設はベタ基礎の方を採用していますが、布基礎の方がコストを抑えられるため一般住宅に多く採用されてきました。

しかし、布基礎はコストが低い分、壁部分にしかコンクリートを打たないため、地盤と基礎が接している部分が限られています。そのため、地盤への負荷がどうしてもかかってしまい、地震の際に家が傾いてしまう恐れがあります。

一方でベタ基礎は、床下全体にコンクリートを打っているため、地盤への負荷が分散して安定性を保つことで、布基礎よりも強度のある基礎を実現します。また、軟弱地盤であっても不同沈下(地盤が不均等に沈下してしまう現象)を起こしにくいという強みもあるため、住まいの耐震性や耐久性が注目されるようになってからは、構造の安定性の高さによりベタ基礎の採用も増えてきています。

ベタ基礎は床下トラブルの湿気・シロアリ対策にも有効!

ベタ基礎は、床下全体にコンクリートを打つことで床下を囲っているため、家の耐久性を低下させる湿気やシロアリをブロックすることができます。しかし、ベタ基礎であっても床下はどうしても湿気が溜まりやすい環境です。その対策として、都田建設では基礎の上にパッキングを乗せて全体をムラなく換気できる「床下換気」を施しています。湿気、シロアリ対策をしっかり行うことで、大切な住まいの寿命をより長くします。

一体打ちで継ぎ目をなくすことで強度・防湿効果をUP

二度打ち基礎と一体打ち基礎の違い

基礎に使うコンクリートには「二度打ち」と「一体打ち」があり、従来の工法では施工しやすい二度打ちが多く採用されています。二度打ちはその字の通り、コンクリートを2回に分けて打つ施工方法です。図のように継ぎ目ができてしまうため、どうしても基礎の強度が弱くなってしまいます。
また、二度打ちはそのすき間(継ぎ目)から、湿気やシロアリが侵入しやすいというデメリットもあります。

一方で、都田建設が採用している一体打ちはコンクリートを1回打つだけなので、継ぎ目ができず、横の耐力(水平荷重に抵抗する能力)が二度打ちの3倍もあります。湿気やシロアリ侵入の心配もないため、より耐震性・耐久性に優れた基礎にすることができるのです。
また、一体打ちは継ぎ目がないことから、二度打ちよりも仕上がりが美しくなるというメリットもあります。

特殊な機械と施工技術が必要な一体打ちでも都田建設なら標準装備

一体打ちは二度打ちと比較して優れている部分が多い施工方法ですが、特殊な機械と施工技術が必要になります。そのため、施工できる業者さんが少なく、静岡県で一体打ちを行なっている住宅会社は2割ほどしかいません。
都田建設は耐震性・耐久性に本格的にこだわった家づくりを行うために、他社では導入していない特殊な施工方法でも標準装備として採用しています。すべてのお客様の大切な暮らしをお守りするために、心強い基礎でしっかりお住まいを支えます。

家の強度をより高めるこだわりの基礎構造

都田建設ではより頑丈な基礎にするために、「基礎幅」や「鉄筋幅」、そして基礎のコーナー部分につける「コーナーハンチ」にもこだわっています。

基礎幅・鉄筋幅

基礎幅は一般的に12cmのものが使われていますが、都田建設ではそれよりも厚い15cmのものを採用しています。そうすることで、基礎にかかる上下の力(せん断力)に対抗する力がアップし、より強度のある基礎になります。

また、鉄筋幅は基本的に13mmと10mmのものを20cm間隔で設置。もちろん、一軒一軒建物の面積や重みなどの条件が異なるため、構造計算(建物の安全性を確認するための計算)を行なった上で施工をしています。

コーナーハンチ

コーナーハンチ

基礎のコーナー(角)は、台風や地震が起きたときに大きな負荷がかかります。そこで都田建設では、コーナー部分を斜めに切ることで三角(コーナーハンチ)をつくり、基礎の強度を高めています。一般的にはコーナーハンチは施工しなくてもよいものとされていますが、弊社ではそれを標準仕様にすることで、従来の基礎よりも地震などの捻れに強い基礎にしています。

都田建設が採用する地盤改良と制震ダンパー

都田建設では、当記事でご紹介した基礎工法にも、地盤を強化する「天然砕石パイル工法」、地震による揺れを吸収する「制震ダンパー」で地震に強い家づくりを行なっています。

《地盤改良》天然砕石パイル工法

都田建設の地元・浜松は、将来大きな地震が来ると言われており、液状化も起こりやすい場所とされています。地震や液状化に強い家づくりをするには、まず「地震に強い地盤」が欠かせません。
そこで弊社では、100年に一度の大地震を想定した耐震性があり、液状化を未然に防ぐことができる『天然砕石パイル工法』で地盤改良を行うことで、もしもの非常時でも大切なお住まいを確実にお守りします。

《制震ダンパー》ミューダム

地震が起きた際、”揺れに耐える”耐震だけでは揺れによって家が捻れて損壊してしまう恐れがあります。それを防ぐために、制震ダンパーで”揺れを抑える”必要があります。
都田建設では、九州大学等と10年以上共同研究を続け、これまで起きたどんな地震にも耐えられる制震ダンパー『ミューダム』を標準装備することで、より地震に強い家づくりを行なっています。国土交通省も取得した信頼のある性能、且つ60年以上も錆びない耐久性で、本震の大きな揺れから余震の小さな揺れまで、ミューダムでしっかり抑えます。

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