丁寧な暮らし- -DLoFre‘s-美しい暮らしの素

ペット初心者でも、一人暮らしの方へもオススメ!鳥と暮らそう

WRITER

高岡やよい / 家づくりアドバイザー

ペット初心者でも、一人暮らしの方へもオススメ!鳥と暮らそう

はじめに

動物が好き!ペットを飼いたい!けれども、実際に飼うとなると心配や不安もありますよね?

  • 日中は仕事があるから構ってあげられない
  • ペット初心者でもお世話していけるだろうか?
  • 餌代やその他必要なもの、維持管理費が心配
  • アパートやマンション住まいでも飼えるだろうか?

そんな不安や悩みを解決しながら、一人暮らしでペット初心者でも安心してペットとの暮らしを叶えるコツをお伝えしていきたいと思います。

 

ペット初心者、一人暮らしのペットに鳥をオススメする理由

ペットにもたくさんの種類がありますよね?私もペットを飼うにあたりいくつかの動物を検討しました。まずは、鳥をオススメする前に、ペットショップでもよく見かける、人気のペットを並べてみました。

犬 ・猫

犬や猫はペットとしては定番で、大変人気ですよね。
ただし、一人暮らしのアパートやマンションでは、鳴き声の他、壁や床板が傷ついたり、臭いの心配があります。

ハムスター

ハムスターは一人暮らしには比較的向いているようです。犬や猫に比べ、価格が安く3,000円程度なことも安心です。小さく愛らしくて、ゲージの中で飼うことができますし、手乗りさせることもできます。
しかし、モノを噛む癖があるので、ゲージから出した際は気を付けたほうが良いことと、寿命は2~3年ほどと言われとても短いのが寂しく感じます。

ハリネズミ

ハリネズミもハムスター同様に寿命が短く、また、室温や湿度に大変敏感なので専用のヒーターなどを用意し、管理する必要があるようです。

うさぎ

うさぎもゲージ内で飼うことができ、おとなしいため、アパートやマンションで飼うにはオススメと言えます。ただし、餌を12時間以上食べないと病気になる恐れがあることと、置き餌ができないようなので、一人暮らしには向いていないと感じました。

熱帯魚

鑑賞用として人気の熱帯魚。哺乳類のような触れ合いや懐くといったことはありませんが、美しく、鑑賞用やインテリアとしても人気ですね。飼う熱帯魚の種類によって水槽の大きさ、ろ過装置や照明等、水草、水質の管理に注意が必要なようです。

そして、私がおススメする鳥類。カラーが豊富で美しく、鳴き声も美しく愛らしいですね。小動物同様にゲージで飼える為、広いスペースは必要としません。懐かせることも可能です。壁や床板が傷つく心配もなく、臭いも殆ど気になりません。費用は種類によりますが2,000円~で、高いもので40,000円程。餌代は月2,000~3,000位です。寿命は8年から15年程と言われています。
注意点は、トイレを覚えないので、放鳥時は注意が必要です。また、小さい鳴き声の子、大きい鳴き声の子、構ってほしい寂しがり屋の子、放っておいても大丈夫な子がいるので、一人暮らしのアパート・マンション住まいで飼うには、鳥の種類による特徴を知り、迎え入れましょう。

 

鳥の特徴について知り、自分のライフスタイルに合った子を迎え入れよう!

一人暮らしでも、ペット初心者でも安心してペットと暮らしていくには、生活リズムやどんな時間をペットと過ごしたいのか、自分のライフスタイルに合った子を選ぶのが大切ですね。
見た目の美しさや好みだけに左右されずに、長い目で見てしっかり向き合っていける子を選びましょう。

ここでは、人気の種類やペットショップで良く見かける種類について紹介します。

セキセイインコ

インコのなかでも特にポピュラーで人気の種類です。グリーンやイエロー、ブルー等、様々なカラーがあります。小型で懐きやすく、言葉を覚えられる所が魅力です。
絶対に言葉を覚えさせたい!という方は、雛からお世話していく方が良いようです。
鳴き声は大き目なので、アパート・マンションでの飼育には難しいかと私は感じましたが、ペットショップの店員さんのお話を聞く限り、アパート・マンション住まいで飼う方も多いそうなので、ご近所様へ事前の確認をしておくと安心ですね。

コザクラインコ

キセイインコよりも大きく、中型のインコです。鮮やかな色合いと丸っこい姿、くりくりの目がかわいらしいインコです。
非常に懐きやすいため、べったり遊びたい人にはお勧めですが、かまってあげられる時間が少ないとストレスで攻撃的になってしまうことがあるそうです。鳴き声も大きいため、アパートやマンション住まいには向いていないかと思います。

文鳥

カラーは白や黒、グレーと地味目ですが、大きな嘴やころんとした姿がかわいらしいですね。
鳴き声は小さいので、アパート・マンションでも安心です。好奇心旺盛な性格で、単体よりも複数で飼育する方が向いているようです。

つがいで育てたいという方にオススメです。

十姉妹

文鳥と同じく、複数飼育に向いているようです。鳴き声も小さめなので、アパート・マンションでも問題ありませんが、複数飼育する分、鳴き声も大きくなるので、2羽~3羽くらいが良いかと思います。

オカメインコ

チークをのせたような、愛らしいほっぺが魅力的なオカメインコ。
性格は穏やかで繊細。懐きやすいようです。音や振動に大変敏感なようで、強い振動や音に反応しパニック症状を起こすことが稀にあるようです。寂しがり屋で飼い主を呼ぶ〝呼び鳴き〟をすることがある事と、鳴き声は大きめなので、家を空けておく時間が多い人やアパート・マンション住まいには向いていないかもしれません。

アキクサインコ

淡い桃色が美しいアキクサインコ。私が選んだのもアキクサインコです。
美しいピンク色に注目が集まりやすいですが、私が一番魅力に感じた所は、穏やかな性格なところです。よく鳴き、元気に飛ぶ鳥が多い中、ひっそりと佇み、可憐に優しく鳴く姿にとっても惹かれました。

また、アキクサインコは夜明け前から活動し出し、日中は静かに過ごし、夕方から夜にかけて活動的になるのが特徴のようです。この点も私の生活スタイルに合うと判断しました。

懐きますが、適度な距離感を保つ性格で、おしゃべりも得意とする種類ではないようなので、しっかり懐かせたい、触れ合う時間をたくさん取りたい、という人には向いていないかもしれません。

 

迎え入れる前に準備しておくこと、飼い方の注意点とは?

ライフスタイルに合ったお気に入りの子を見つけたら、迎え入れる準備をしましょう!

 

用意するもの

ゲージ

店員さんに相談しながら、鳥の種類や大きさに合った大きさのゲージを選びましょう。止まり木もセットになっています。塗料の臭いがストレスになったり、塗料が口に入る恐れがあるので、塗装のしていないものがより安心です。また、ドアのすぐ近くや四方が開放的な部屋の中心などは、警戒心が強くなりストレスになるようなので、避けた方が良いです。

主食は混合シードやペレット、水があれば十分です。他、おやつとして果物、パセリやブロッコリー等の野菜を与えてあげましょう。なるべく、化学肥料の使われていない、有機野菜を選びましょう。ペットショップの店員さんや獣医さんへアドバイスをもらいましょう。

室温管理

鳥類は比較的、暑さ・寒さ共に強いようですが、真夏はエアコンをつけて置いた方が安心です。ゲージはエアコンの風が直接当たらない所に置きましょう。

おもちゃ

すぐに用意する必要はありませんが、一人暮らしの方など、家を留守にする時間が多くなるという方は、おもちゃを用意しておくと安心です。かじるのが大好きな子、音に良く反応する子などそれぞれ好みや個性があるので、鳥さんをよく観察し、気に入ってくれそうなものを選びましょう。愛らしくて沢山おもちゃを与えたくなりますが、置き過ぎはゲージ内の移動の妨げになるので、1つあれば十分でしょう。

放鳥

書籍などによると「1日1時間程度の放鳥時間が必要」と書かれていますが、我が家のアキクサインコ(さつき)は、警戒心が強いようで、ゲージを開放しても外に出ようとはしないため、放鳥は急がず、ゆっくり様子をみながらやっていこうと思っています。放鳥時に口に入れて危ないモノや飛び回るのに邪魔にならないように、部屋は物が溢れることのないよう、よりシンプルに整えることを意識するようになりました。

照明

日中は留守にしているという方へは、間接照明をつけて置くことをお勧めします。日が暮れてから帰宅し、電気を付けるとびっくりしてしまうので、私は間接照明をつけたままにして出かけるようにしています。

早起き

鳥の種類によりますが、我が家のアキクサインコ(さつき)は5時半位には起床し、そわそわ動いています。夜20時過ぎには眠そうにうとうとします。よって、元気な朝の時間帯になるべく一緒にいる時間を取るようにしようと、朝はさつきの起床に合わせて早起きするようになりました。

健康診断

鳥は体調が悪いのを隠す傾向にあるようです。日ごろから糞の状態に普段と変わった所がないか注意しましょう。また、迎え入れてから初期のころに健康診断へ連れていき、獣医さんにアドバイスをもらっておくと安心です。

 

まとめ

初心者でも安心して飼える鳥の種類や注意点について紹介してきました。
私自身もペット初心者で、事前にインターネット等で調べましたが、実際にペットショップを回ってみると、思っていたよりもよく鳴くな、元気に飛び回るな、臭いは気にならないな、等実物を見ることで感じ方が変わったこともありました。

納得がいくまで、色々なお店を見て店員さんに良く話を聞き、コミュニケーションを取っていくことも満足いくペット探しには大切です。
自分のライフスタイルに合わせて、無理せずお世話できる種類、相性の良さそうな子を選びましょう。無理のない範囲で一緒にいる時間をつくる工夫をし、日々の行動や成長を観察していると発見も多く、大切にしたい愛情も深まります。

ペットとの時間を愉しみながら、より充実したライフスタイルを送りましょう!

WRITER

高岡やよい / 家づくりアドバイザー

丁寧な暮らし- -DLoFre‘s-美しい暮らしの素

Fine Pick Up