相変わらず気温は5〜10℃をいったりきたり…昨日までちょっとした嵐で強い風が吹き、雨が降っていました。雪の気配もまだなので、今年は初雪は12月になりそうです。
上の写真は、私の住んでいる街の中心にある広場です。ここでは普段マーケットが開かれたりしていますが、先週から広場の中央にスケートリンクが出来、巨大なアドベントキャンドルが。アドベントキャンドル、去年もこのブログでご紹介しましたが、4つのキャンドルを11月下旬から週に1本灯していき、クリスマスが訪れる頃には4本全部灯し終わっている…というものです。写真を見ていただいてお分かり頂けると思いますが、すでに1本、ロウソクに灯りが着いていますね。
こちらは別の角度から。大きなクリスマスツリーもあります。この季節になると、マンション等の団地にも大きなライトアップされたクリスマスツリーがどこからか運ばれてきます。ふと通りすぎるマンションの窓、一軒家、それぞれ家の明かりの点った窓々には、先に紹介したアドベントキャンドルの灯りも多く見ることが出来ます。この時期の風物詩です。
大きな木にも、イルミネーションが。夏場は夜遅くまで暗くならず、太陽で明るいスウェーデンですが、冬の真っ暗な午後はこうしてイルミネーションが輝いています。日本に比べたら暗く長く、気分が落ち込みやすい冬ですが、こういったライトアップをする事で気持ちが少し明るくなります。ここに真っ白な雪が積もれば、もう幾分か明るく感じる事が出来ます。
大きな木の奥に写っている建物の窓を、覗いてみました。ウィンドウディスプレイも、クリスマスのそれです。トムテが外を眺めていました。真っ白なコーディネイトが雪が積もる冬を連想させ、綺麗ですね。
別の窓は、こんな感じです。どこもクリスマスムード一色になっています。ここには木彫りのサンタさんが。
またまた別の窓には、今度はまたトムテが。先ほどのものと色違いです。向かって右側には、キャンドルが5本着いているタイプのキャンドル型ライトが。このライトを窓辺に置いている家が、とても多いです。
日本も街並みがクリスマスムードに染まっていっている頃でしょうか?冬場の街のライトアップにはいくつになってもワクワクするものです。日本ではクリスマスで盛り上がった後は、すぐに街も人もお正月の準備ですね。スウェーデンのお正月は、場所によってはカウントダウンのイベントをやる所もありますが、日本に比べるととっても地味で、ほぼ普通の日と変わりません。夏至祭やクリスマス、また夏のバケーションになると休みになるお店がとても多いですが、お正月はなんと2日、早い所では1日から通常営業です。
もうすぐ師走に入ります。年末へ向け忙しくされる皆さんも多いかと思いますが、どうぞご自愛下さいね。