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私が実感するスローライフ ハーブティを暮らしに取り入れる悦び
松下晴菜 / 建築デザイナー&1級Life space stylist

1.ハーブティとは
植物を乾燥させ成分が凝縮したものにお湯を注ぎ香りや色を楽しみがら味わいます。
ヨーロッパでは古くから薬草としてハーブを使用していた歴史があり、飲み続ける事により緩やかに体質を改善する効果があるとされています。
植物ごとに効果が異なりそれぞれの効能を生かしながら、シングルハーブと呼ばれる単体で楽しむものや同じ作用のものや好きな味わいを組み合わせることによりそれぞれの効能の相乗効果を期待しながら飲みやすく味を調整するブレンドハーブがあり自然の植物から体に良いものを取り入れることができます。
このように自然な薬草としての効果と共に植物の香りによるリラックス効果も大きな魅力の一つです。
2.ハーブティに興味を持った私の体の不調
幼い頃から一年中花粉症のような症状が出続けるアレルギー体質のため何年も薬を飲み続けている暮らしにストレスを感じ、自分の勝手な判断で薬を止めたところ体調が悪化。
薬が無いと普通の暮らしが出来ない事を改めて実感し、それであれば少しでも自然なものを取り入れたいと思い漢方に視野を広げてみるも味に慣れず断念しました。
薬を飲む生活を続けながら調べていくうちにハーブティの効果を知り日常で取り入れる飲み物から少しでも効果を得られるならと始めたのがきっかけです。
一杯のハーブティを飲む時間・香りや色、多くの種類があるハーブのブレンドを楽しみながら体に少しでも良いものを取り入れられているとの思いから、アレルギーに対しては薬で改善していきながらハーブティを飲む事で薬を服用し続けることや日々のストレスから解放される感覚を実感し楽しみながら続けることができました。
3.シーン別おすすめのハーブ
ハーブは多くの種類があることから朝・日中・寝る前とシーンやその時の体調や気持ちに合わせて選ぶことができるのも長く楽しむことができる特徴です。
朝起きての一杯
一日の始まりの一杯は大切にしています。むくみ体質でもあり、それが体の冷えにも繋がり巡りが悪くなる循環を改善するため水の巡りをよくするためのルイボスティーやハイビスカス・ハト麦等をメインにその日の気分に合わせて選びます。
ホットでもアイスでも楽しむことが出来ますが朝の一杯は常温またはホットで飲むことにより体の巡りが良くなると感じています。
日中の仕事中
集中力を高めたりリフレッシュするためのレモングラスをメインにブレンドされたものや、外に出て紫外線を浴びる事も多いのでビタミンCを豊富に含むローズヒップやハイビスカスをメインとした酸味がありさっぱりとした味わいで気持ちもすっきりとさせながらステビアで自然の甘さを足します。
夕食後の一杯
寝る前の一杯にはリラックス効果のあるカモミールやラベンダーの香りをメインに一日の中で一番ゆったりと香りを楽しみながら落ち着いた時間の過ごし方を大切にしています。
様々な組み合わせで楽しむ事が出来るので、一日の水分補給の多くをハーブで補います。
その日に感じる体の不調や気持ちの変化に合わせて選ぶのも楽しみの一つです。
4.暮らしをより豊にするハーブライフ
ハーブティには摘みたてのフレッシュハーブにお湯をそそぐ方法と乾燥させたハーブから抽出するドライハーブの2種類があります。
ミントやラベンダー・ローズマリー・レモンバームは虫がつきにくく比較的お庭で育てやすいハーブです。室内から見えるお庭の彩としても楽しみながら、摘みたての新鮮な香りを楽しむ事ができます。飲むだけでなくお料理にも使う事が出来るので、お庭の植栽として・フレッシュハーブとして・お料理として…ハーブティをきっかけとして家族共通の楽しみとなり素敵なスローライフが広がることで暮らしをより豊かにしてくれます。
5.まとめ
自然の力を取り入れる、古くから人々が実践をしてきた知恵が現代にも受け継がれるものだからこそ、手が加えられたものではなく、シンプルであるからこそ長く愛され続けられています。
また、ハーブティと聞くと女性が楽しむものという印象を持たれる方が多いように感じますが、ストレス社会と言われる現代だからこそ、男女問わず自然の恵みを取り入れながら様々な楽しみ方・リラックス効果を得ることができるハーブによってご自身に合うものと出会い、暮らしに取り入れていただきたいと考えます。
松下晴菜 / 建築デザイナー&1級Life space stylist
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