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クリスマスも終わり、ゆっくりと時間が過ぎていきます。街ではクリスマスセールが始まり、多くの商品が50~80%オフになっています。今回は、今年のクリスマスの時の様子を少しご紹介したいと思います。
上の写真。
クリスマスイブの12/24、小さな教会で子どもたちにクリスマスの由来を説明したり、クリスマスの歌を歌う催し事があったので行って来ました。この日はクリスマスだけあり、赤色の服を着ている人が多かったように見受けました。
こちらはとても綺麗なハーモニーを聴かせてくれたシンガー3人とギタリスト。スウェーデンのクリスマスの曲を何曲か皆で歌いました。
小さな教会内は、厳かですがとても温かい雰囲気。
教会で歌を歌った後は、昼食です。クリスマスならではのJulbordと呼ばれる、スウェーデンの伝統的なメニュー。毎年ほぼ同じメニューが並びます。写真はオーソドックスなゆで卵にマヨネーズ、そして小エビにハーブのディルを載せたもの。こちらは日本でも手に入る材料で簡単に作れるので、オードブルに是非試してみて下さいね。エビの変わりにキャビアの載ったバージョンも人気ですよ。
他には夏至祭の時と同じようなメニューですが、ポテトグラタンやスウェーデン風ミートボール、スウェーデン風ソーセージ・ハム(日本のものよりだいぶ塩分が多い味になります。)など。
こちらはディナーの時の写真。別のお宅でご馳走になりました。中央右に見えている小鍋と瓶に入ったもの。こちらはSill(ニシン)の酢漬けです。様々な味付けをされたものがあり、ホテルの朝食バイキングに並ぶ程、スウェーデン人にとってとても身近な食べ物です。残念ながら私は生のニシンが得意では無いので食べたことは無いのですが、スウェーデンのスーパーで瓶詰めのものが沢山置いてあるので、ご旅行でいらっしゃった際は是非試してみて下さいね。
そしてクリスマスと言えば、写真左下、Julskinka(クリスマスハム)です。
大きな写真でどうぞ!そんなに手間をかけずに出来るJulskinka、どこの家庭でもクリスマスには食べるので、クリスマスと言えばこちらです。スーパーで調理済みのクリスマスハムが売っているので、そちらを買ってきて、自宅で卵、マスタード、そしてパン粉をまぶしてオーブンで5~10分程焼きます。温かいハムはとてもジューシーで美味しいです。ちなみにこちらのパン粉はStröbrödといい、日本のものよりだいぶ細かいです。
この後温かいメニューが続き、スウェーデン伝統料理のひとつである”ヤンソン氏の誘惑”(アンチョビ入りポテトグラタン)などを皆で食べました。そしてディナーの後は、お待ちかねサンタさん(スウェーデンでは”トムテ”ですが)の登場です。親類一同、皆がそれぞれに持ち寄ったクリスマスプレゼントをサンタさんが配り、皆笑顔でプレゼントの包みを開けます。
人数が多いと、その分クリスマスプレゼントの数も増えるので、帰る頃には大荷物に。
どの家庭も至る所にトムテが飾ってあり、クリスマスムードたっぷりです。
日本は今頃年越し、お正月へ向けお祭りムードが高まっている頃でしょうか?日本のお正月、とても良いですよね。スウェーデンはクリスマスの方が一大イベントなので、年越しとお正月は日本に比べるととっても地味です。お店も元旦から通常営業のところもあったり、仕事も早いところは2日から始まるところも。大きな花火が打ち上がったり…という事もあまりなく(自分で小さな打ち上げ花火を打ち上げる人はいますが)、静かに元旦を迎えます。日本の年越し・お正月を知っている身としては、毎年ちょっと寂しいです。
それでは皆様、良いお年をお迎え下さい!
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