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はじめに
お城を見た初めての記憶は幼少の頃に見た姫路城でした。その頃はお城が何のために何時ごろできたのかは考えずカッコいいな~としか思っていませんでした。学生の頃はお城=花見スポットぐらいにしかおもっていませんでした。
本格的にお城を見に行くようになったのは大河ドラマや歴史小説を読むようになってからです。天守閣や敷地内の建物・歴史的な背景に興味を持ち実物を目の前にしたときのタイムスリップ感はさらなる探求心に火がつきます。そうやってお城に興味をもちました。
お城はかつては2万5000以上ありましたが、現在は一般的に見学できるのは200城ほどです。主要天守閣数は最大で117城あったらしいですが落雷や地震などの自然災害や火事で1854年までには65城まで激減したそうです。更に、太平洋戦争や火の不始末で失われ江戸時代以前からの天守閣が現存しているのは12城です。
浜松から行けるお城の数々
犬山城
浜松からいける場所にあるのが愛知県犬山市の犬山城です。(国宝)
1601年に築城されているそうです。
唐破風といわれる弓なりにカーブした破風がついています。神社や仏閣でよくみられる破風です。そして天守最上階は外壁なのに真壁作りなのです。実際の柱と梁がむき出しなので耐候性は低いですがかっこいいですね。
掛川城
復元天守閣をもつのが掛川城です。1854年の大震災により天守閣をはじめ建物の大部分を失ってしまいました。古絵図などをもとに推定、平成6年に木造で再建されたものです。
掛川城の二の丸御殿は1861年に再建され江戸時代の建物です。江戸時代以前の天守閣は12城のこっていますが、御殿は4例しか残っていないとっても貴重なものです。
他の御殿は二条城二の丸御殿(京都府)高知城本丸御殿(高知)川越城本丸御殿(埼玉県)
吉田城
愛知県豊橋市の吉田城は復興天守閣です。昭和29年に再建されました。他にも復興天守閣では岡崎城もその一つです。
模擬天守閣は天守の形が絵図でも判らず、或るいは天守の存在が史実になかったかもしれないが他の城を模倣して建築した天守閣です。
浜松城
浜松城は模擬天守閣にあたります。昭和33年に再建されています。浜松城の石垣は戦国時代の形式を残し、自然の石を加工せずにそのまま積み上げた野面積みの石垣が残っています。
この石垣の中にハートの石なるものがあるそうです実際に探してみてください。
天守閣を見るのもとても楽しいのですがお城跡というものが数多く残っています。
天守閣はありませんが掛川市の高天神城跡です。地形を利用して、竪堀・横堀・土塁などで防御した難攻不落ぶりを感じることができます。
山田晃司 / 現場品質クリエイター
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