丁寧な暮らし- スウェーデン生活からの贈り物

自然の恵みと、太陽の光溢れる教会のカフェ

WRITER

新谷友海


先日、初めて足を運ぶ教会の管轄のカフェへ行ってきました。あるのはずっと知っていたので気になっていたのですが、入ったのは初めて。大聖堂のある、すぐ近くにあります。カフェの入り口は普通のビルディングなのですが、コーヒーやケーキをオーダーすると、そのまま奥へ進んで中庭に出ることが出来ます。中には、噴水があり、草木が多く茂っていて、シーズンという事もあり様々な花がカラフルに咲いていました。

この日も、写真にもうつっていますがスウェーデンの伝統的な赤茶色の建物の横のテーブルに、野外でFIKAを楽しむご年配の方々がのんびりと太陽の光を楽しみながらおしゃべりをしていました。


カフェのレジのあたりは、最近リノベーションをしたようでとても綺麗です。カフェのメニューのデザインも素敵ですね!


ショーケースにはこんなに可愛らしいケーキが並んでいました。こちらぱっと見生クリームのようですが、全部メレンゲで出来ています。日本から来たばかりの頃に、生クリームだ!と思って食べて、サクサクのメレンゲだった…という事をよく経験しました。ブルーベリーが目、いちごが耳になっていてとてもかわいいですよね。


中庭でカプチーノを頂きました。

犬も自由に連れて入って大丈夫なので、飼い犬連れでFIKAを楽しむグループもいました。あとは、ちょうど午後の時間でしたので学校帰りの女の子グループなどもいました。高校生でしょうか?


こちらはカフェに寄る前に街の広場のマーケットで買ったいちご。今が旬です。

小ぶりでとても甘いいちごでした。少し前までは、マーケットには様々なベリーが売っていましたが、ここ最近ではキノコもだいぶ増えてきて、マーケットの品ぞろえから「夏から秋に移り変わっているな」という事が感じられます。


こちらがマーケットに沢山売られている、スウェーデンの秋の代名詞アンズ茸。バター料理によく合います。森でも食べられるきのこが沢山とれるので、キノコ狩りは今から9月中旬まで盛んにおこなわれるでしょう。ちなみに、普通に近所の森に入ってきのこやベリーをとって食べてもOKです!

最近では、リンゴの実もだいぶ赤く熟れてきたので、野生のりんご、ブルーベリー、ラズベリー、ブラックベリー、キノコなどなど、自然の恵みが沢山のこの時期のスウェーデンです。

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新谷友海

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