丁寧な暮らし- スウェーデン生活からの贈り物

1900年代の可愛らしい民家の一室

WRITER

新谷友海


現在夏休みシーズン真っ盛りのスウェーデン。何週間も皆休みをとり、海外旅行へ行ったり別荘へ出かけたりと、夏と長期休暇ならではのアクティビティを太陽の下楽しんでいます。ここ、1900年代の面影を色濃く残す野外博物館も、家族連れでにぎわっていました。こちらはキャンディ屋さんです。支払いは「Swish」で。スマホの決済サービスで、今はネットショッピング以外でも使えるお店がどんどん増えてきて、キャッシュレスで大変メジャーな支払いサービスとなっています。


お店の中には当時のものがずらり。ガラス瓶に、ワインのコルクに、ハンドメイドの籠に etc etc.  左上にあるジョウロなどは時代を感じさせるデザインですね。 右端の棚も、年季が入っています。


今は毛皮は暑い季節ですが、冬には必需品。羊の毛側も置いてあります。1200クローナですので、日本円で約15000円ほど。他にも細かなものが所狭しと並びます。

今回、ここでとても驚いたのがこちらのお部屋!当時のままの建物の中へ入れるようになっているのですが、民家の2階にあるこちらのお部屋は、今までで一度もアクセス出来た事がありませんでしたが、この日はなんと入れるようになっていました。古い、急な階段を上った先に、このドアが。中が少し伺えますね。


中は木でできた床が歩くと味のある音を出す、太陽の日差しがたっぷりと差し込むとても素敵な白を基調としたお部屋でした。

右側には、古い当時のミシンがあります。足で踏んで動かすようですね。奥のベッドもとても簡易的な造りのものですが、壁紙にあったベッドクローズがとても素敵です。真っ白な椅子も、ワンポイントになって良いですね。


ミシン側の壁は、こんな感じ。箪笥の上には、アドベントキャンドルが。今は夏で光が明るい印象のお部屋ですが、また暗くて外に雪が積もってイルミネーションが綺麗な季節に来ると雰囲気が違うのでしょう。冬のこちらのお部屋も見てみたいです。


ベッドサイドは、こんな感じ。

全体的にとてもシンプルで可愛い素敵なお部屋で、とても気に入ってしまいました。こんなお部屋に、住んでみたいですね。100年以上前の、スウェーデンのお部屋でした。インテリアやお部屋のコーディネートの参考にされてもいいかもしれませんね。

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新谷友海

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