GOD JUL!　ヤドリギの伝説

お店にも沢山のクリスマスグッズが並んでいるスウェーデン。今日はクリスマスの25日。スウェーデンではメインはクリスマスイブの24日なので、24日に家族そろってのクリスマスディナーやプレゼントを開けたりなどして過ごします。ですので、25日は教会へ行ったり、家でみんなでのんびりといった過ごし方が主流です。

さてこちらは教会の中。25日の朝7時より、教会でパイプオルガンに合わせて讃美歌を歌ったり、話を聞いたりという催し物が開催されていました。こちらはクリスマスマーケットの記事でご紹介したクリスマスのヤギJulbock。沢山並べられて、教会の中を見ていました。扉の向こう側が教会で、皆の歌う讃美歌が流れてきているところ。

こちらは久しぶりにまた気温がマイナス10度以上に下がった24日の朝の写真。日の出は9時前。日照時間は短いですが、冬至を過ぎたのであとはじわりじわりと夏へむけてまた日照時間が伸びていきます。キンと冷えた空気がとても心地よく目が覚めるよう。

こちらは大型スーパーの入り口に出来ていた本物のモミの木のクリスマスツリー。沢山並んでいました。めをひいたのがこちらの棚。棚の上にはHjortronとスウェーデンで呼ばれベリーで出来たジャムが。日本ではホロムイチゴ、またはクラウドベリーと言われているそう。日本では本州北部から北海道にかけて分布しているそうなので、寒い地域で実るベリーです。秋頃になると、琥珀色のラズベリー大の実が実ります。

そしてそのジャムの隣には、赤いクリスマス柄のリボンでまとめられたヤドリギが。ヤドリギといえば、マライア・キャリーのクリスマスソングの歌詞にも出てきますね。ヤドリギの下でキスをすると結ばれるという言い伝えがありますが、北欧神話では「不死身の神バルドルを倒せる唯一の武器がヤドリギで作った槍だった」と言われているそうです。他にも、魔除けの力がある、雷除けの力がある、妖精が住んでいるとも言われているよう。神秘的な植物なんですね。

さて最後は可愛らしかったＩＫＥＡのクリスマスツリー。ＩＫＥＡとかかれたジンジャークッキーがオーナメントとして飾ってありました。皆さん、どうぞ素敵なクリスマスを。GOD JUL!（メリークリスマス）