丁寧な暮らし- スウェーデン生活からの贈り物

クリスマスマーケットの屋台

WRITER

新谷友海


前回の更新から、一度マイナス20℃近くまで気温が下がり久しぶりにキンと張る冷たい空気の日が数日続きましたが、今ではなんと20℃も温かくなり0℃前後になりました。明後日は最高気温6℃もあるとか。一度そこまで下がってしまうと、0℃前後が春のように感じます。そこまで空気が冷えると、凍った湿気が木々を白く飾り、ダイヤモンドダストもキラキラと舞うのでとても綺麗です。外に出る必要のない日なら、なかなかいいものですね。

さて、今回は前回ご紹介した野外博物館の昔ながらのクリスマスマーケットの写真の続きを。こちらのサンタさんは、入り口近くに置かれた大きなサンタの人形。この写真の右側の向こうにはヤギが沢山いるんですよ。


こちらは洋服を売っている屋台。食料品にキャンディに、クリスマスリースにキャンドルに…と並ぶ中、洋服も売っているんですね。ハンガーにはコートが並んでいます。コート以外にも、マーケットでよく見かけるのは毛皮やムートン生地の暖かそうなスリッパや帽子などの防寒用品。冬場には必需品です。シンプルでカワイイ北欧デザインのものが並びます。クリスマスマーケット以外でも、ショッピングモールなどにも屋台を出しているお店も。


こちらは手づくりの地元のジャムの屋台。店員さん、スマホを見ていますね。スウェーデンではパンをよく食べますし、パンに塗ったり紅茶に入れたりと様々な使い方で楽しめるジャム。


こちらでは暖かそうな毛皮やヘラジカやイノシシ、クマの加工肉が売っています。こういったものは、マーケットの屋台ならではでは無いでしょうか?ストックホルムの旧市街のクリスマスマーケットの屋台でもヘラジカの心臓など食べられるお店が出ていますので、また気軽に旅行が出来るようになったら是非行って試してみて下さいね。スウェーデンではヘラジカのミートボールやステーキなども食べられます。


こちらはハンドメイドの小物が。手袋に、靴下に、ヘアアクセサリーにバッグになどなど。17時前に行ったのですが、もうしまいかけの屋台もありました。スウェーデンのクリスマスマーケットは早めに行くのが良いでしょう。


さてこちらは前回ご紹介したGodis(キャンディ)の屋台の上!人気のフレーバーのポルカ(ハッカのような味)やラズベリーリコリス、コーラ味が並びます。この手前の傘の形のもの、こういうチョコレート日本にもありますよね!懐かしいです。ちなみにスウェーデンでCola(コーラ)というと、コカ・コーラではなくキャラメル味の事ですのでご注意を。

このまま穏やかな気温の日が続くといいのですが、またまた寒波は来るのでしょうか?昨日は雪が降ったので、0時前でも除雪車が頑張っている音が聞こえてきたので驚きました。ありがたいですね。どうやら北の方ではマイナス43℃を記録したとか。30年以上ぶりだそうです。

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新谷友海

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