丁寧な暮らし- スウェーデン生活からの贈り物

スウェーデンのハロウィンデコレーション

WRITER

新谷友海

もうすぐハロウィンですね。何度か書いていますが、スウェーデンでは夏が終わった後からもうクリスマスの飾り付けが店頭に並び、ハロウィンといえば大きなスーパーのちょっとしたハロウィンコーナーと、カボチャ売り場位。しかしながらハロウィンが近づくにつれて、ハロウィンらしいものを沢山目にするようになってきました。

今回ご紹介したいのは、街の花屋さんの店頭のデコレーションの様子。カボチャにキノコにキャンドルに、日本でも真似できるスウェーデンのハロウィンスタイルがあるのでは無いでしょうか?

こちらは黄色いちょっと変わった小さなカボチャを添えて。やはりカボチャがあるだけで、秋らしさやハロウィンらしさが出ますね!Välkommen(ようこそ)というサインで玄関に置いてお客さんを迎えます。スウェーデンでは、このような様々な飾り用の小さなカボチャが300円程でスーパーで売られています。


こちらも同じ種類ですが、ちょっと縦に長いカボチャが。一緒に添えられている松ぼっくりと合いますね!横に置かれた大きなキャンドルも、秋の夜長をイメージさせます。スウェーデンでは森がすぐ身近ですし、松の木も大変多いので松ぼっくりは温かみ溢れる自宅用デコレーションの1つ


こちらの大きなカボチャはカーヴィング用。後ろに見えるきのこの置物もスウェーデンらしいです。カーヴィング用カボチャはスーパーでも売っています。


こちらはハロウィン用ではない秋のアレンジ。こちらでもあちらこちらで拾う事が出来る紅葉した葉が添えられています。スウェーデンのデコレーションは、どんなジャンルのものでも身近な自然にあるものを取り入れる事で温かみとナチュラル感を出しているのが特徴だと思います。


そしてこちらがスーパーの入り口。カーヴィング用の大きなオレンジのカボチャや食用、そして飾り用のものが沢山置いてあります。手軽に手に取れるのは良いですね。スウェーデンでは日本のように大々的に仮装をしてパーティーをする、というのはあまりなく、このように飾りつけで楽しむのが一般的です。


さて最後は秋の夕日を前にたたずむヤギ。この後皆リーダーヤギの後について一列に建物へと帰っていきました。賢いですね!

スウェーデンのハロウィンデコレーション、いかがでしたか?特別なものは使わずに、森からとってくるもので全て出来る簡単かつ素敵なデコレーション。是非やってみて下さい。

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新谷友海

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