丁寧な暮らし- スウェーデン生活からの贈り物

秋の森歩き

WRITER

新谷友海


秋真っ盛りのスウェーデン。紅葉も徐々に進んで、黄色や赤い葉が地面に落ち始めたので落ち葉掃除の人たちが頻繁に車で来ては綺麗にしてくれます。ありがたいです。庭によくリンゴの木を植えるスウェーデン。その木に生ったりんごも熟れては落ち始めました。こちらのお宅では、リンゴの木の下にテーブルと椅子を置いて外でくつろげるようにしていますが、傍らにバケツを置いて落ちたリンゴを入れています。リンゴの木、沢山りんごのなっている様子は秋を感じさせてとても素敵なのですが、全部落ちた後の事を考えるとなかなか大変ですね!


ここ最近雨の日が続いていたのですが、今日は久しぶりに太陽が顔を出してくれたので森まで足を運んできました。朝の早い時間の森はとても気持ちが良いです!最近では日が昇るのも徐々に遅くなり、起きた時にまだ真っ暗だとまた寝たいな…と思ってしまう、そんな秋冬シーズンがやってきました。


夏に豊作だったブルーベリーはもう終わってしまいましたが、今は変わってきのこのシーズン。森へ来ずとも、遊歩道やそこら中に様々なきのこが顔を見せてくれます。最近では、写真をとるとどんなキノコか教えてくれるアプリをスマートフォンに入れたので、見慣れないキノコの写真を撮ってはアプリで確認するのがちょっとした楽しみとなっています。


こちらにもありました。

森の中は、コケが沢山覆い茂っていて、踏むとふわふわと気持ちが良いです。森の中には遊歩道がもうけられているので、ウォーキングする人や犬の散歩をする人とよくすれ違います。


こちらにはとても小さな白いキノコが。まるで、もののけ姫の「こだま」のようです。


こちらにはシダの葉が。植物に詳しければ、森の中は更に楽しい場所になるのでしょうね。本当に沢山の、様々な植物が生えています。

前回森へ来た時には、きつつきが木をつついている姿を見かけました。きつつきは、地上15メートルほど上の木の枝をつついているのに、木の幹を触ってみるとトン!トン!と振動がしっかりと伝わって来たので、あんなに小さい姿のきつつきが気をつくパワフルさを手で実感しました。

WRITER

新谷友海

丁寧な暮らし- スウェーデン生活からの贈り物

Fine Pick Up