丁寧な暮らし- スウェーデン生活からの贈り物

ぐんと早まっていく日没時間

WRITER

新谷 友海 / スウェーデン在住ライター

ぐんと早まっていく日没時間

サマータイムが終わり1時間日が短くなるようになって以来、急激に冬へと向かっているのを感じます。15時台でもう薄暗くなるようになりました。

日没は、私が住んでいるストックホルム近郊で15時半ほど。北の方へ行けば14時丁度位です。一日に日照時間が5分ごと短くなっていっているので、私の住んでいる地域でもすぐに日没が14時台になるでしょう。

毎年日が短い冬になると気がちょっと重くなりますが、それでもスウェーデンの冬はあたたかなライトやイルミネーションが煌めき美しいのでそれがせめてもの救いです。こちらは人のいない、レストランのテラス席。レストランの前の道の真ん中に、全ガラス張りでつくられています。ですので冬でもこの中なら暖かく、そして外にいるような気分で食事が出来ます。

北欧ではこのようにレストランやカフェの席にファーが使われているので、素敵です。

こちらはクリスマスのテーブルメイク。白に映えるゴールドがきらり。星のマークやツリーのオブジェが可愛いですね。食器と重なって見えませんが、右側に並べてあるゴールドのナイフとフォークがゴージャスです。

隣にはズラッと並ぶ「グロッグ」が。毎年ご紹介している、スウェーデンのクリスマスには必須の北欧風ホットワイン。このまま飲んでも美味しいですが、温めるとスパイスの風味が香りたち、体と心が温まります。ホットワインにシナモンやナッツ、香辛料と砂糖などが入っており、寒い冬でも体がポカポカと温まり、クリスマスマーケットではグロッグの屋台が出ているのがお馴染みです。

こちらは街の一角。マーケットが出ている大きな広場にほど近い、ピンク色の可愛らしい建物と自転車のオブジェ。

まだまだ気温が1~10度の日が続いているので、雪があまり降らないのは寂しいですがこのまま今年も寒い冬にならないといいなとちょっと思っています。

丁寧な暮らし- スウェーデン生活からの贈り物

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