人の話しを聞くとき、
それは、
目上の人に対してだけでなく
同僚や部下に対しても
心をまず空っぽにして
受け入れるという心の持ちようを
一瞬にしてつくること。
これは、「虚心坦懐」であるという
禅の言葉にあります。
自分の知識や経験からの
恐ろしい「先入観」というものが
邪魔をして
心に響くものを捉えることができなくなります。
子供は、先入観がない分
素直に、無限に捉える幅をもって
そして吸収することができます。
それが、大人になると・・・・
やはり、意識をしないと
この「虚心坦懐」である状態を保てなくなります。
ましてや、自我のブライドが高い人は、
残念ながら、周りからの言葉から
受け取ることができるものが沢山あっても
入ってこないのです。
そして、周囲の人は、何も言わなくなり
また自我のプライドによって、それに対しても周りを責める・・・
そういう循環に陥ってしまわぬよう
心を空しくすることは、
何も無いのではなく、無限になれるということなのです。

丁寧な暮らし- 代表の想い

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