東洋の哲学として私たちの日常にも
自然に入っている老荘思想には、
不完全であること
非対称であること
余白があること
は、虚でありそれこそ『美』であるということ。
世界に誇る日本の木造建築である数寄屋づくりも
完全な非対称であります。
西欧建築に多いシンメトリーは
人の力と自然が対峙しているかのようですが
不完全、非対称、余白は、
人に想像力をかき立てます。
想像力は意識の領域なので見るものに無限の可能性を
与えるのだということ。
自然の法則に準じて意識や想像力を自由にそして制限なく広げられる
考え方、生き方が私たち日本人に宿っていることは
本当に誇らしいことだと思うのです。

丁寧な暮らし- 代表の想い

Fine Pick Up