丁寧な暮らし- 代表の想い

日本にあった未来の資本主義

森信三先生の言葉に
「この人生を生きる真の意義は
結局、各自がもって生まれた素質、天分を発揮し
かつそれによって国家や社会のためになると考えた場合
そうした各自の素質、天分が現実的には
職業を通して行われるほかないのである。」
職業が天分をひらかせることができる。
と言う考えが薄くなってしまっているのは
仕事は生活のための稼ぎの場という面からしかみない
現実社会になっているからなのでしょう。
この見方を変えねば
人が人として躍動して
そして、自らの根本にある素質、天分を発揮することが
全くもってできないという
人の内面が中心となる時代が21世紀であると
ドラッカーが予言したネクスト・ソサエティは訪れないと思うのです。
武士道、大和魂、道徳・・・
この日本人の心と経済としての仕事の両立こそが
ドラッカーが言った
内面への探求が始まる。という言葉と
一致するものではないとと私は考えます。
職業と人生のあり方に多様性はあってしかりですが
各自としての素質、天分を生かす人生は
人間誰しも自らの幸せを感じるものだと思うのです。
だからこそ、西欧の資本主義経済から
日本的資本主義に大きく振り戻すべきときが2030年まで、それは
これから15年以内になすべきことなのではないかと
私は考えるのです。

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